あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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pixivの「タグ総閲覧数/タグ登録数」から需要と供給のバランスを探ってみる。
マイナーすぎるタグや、賞賛タグ(「極上の乳」「尻神様」など)は除外。
主に最近描いた絵に登録したタグから、需要>供給順に。
(集計:8月15日 小数点以下は四捨五入)
マイナーすぎるタグや、賞賛タグ(「極上の乳」「尻神様」など)は除外。
主に最近描いた絵に登録したタグから、需要>供給順に。
(集計:8月15日 小数点以下は四捨五入)
『胎界主』というweb漫画がゲロ面白い。
商業・同人の区別なく、今まで読んだ漫画の中でトップクラスに面白いと断言できる。
すでに5年近く連載していて、フルカラーで独特の色彩感覚と世界観。
現在も3日に3枚の更新ペース。もはや人間とは思えない。
実はこの漫画を知ったのはずいぶん前で、面白さに気づいてからもだいぶ経つのだが、今になって記事を書くのはどう紹介していいかわからなかったからだ。
まず、この漫画は極度の初見殺しだ。敷居は高い。
僕自身も「ある程度」理解できたと言えるまでに三周ほど読まなければならなかった。
設定や登場人物がまとめてあるwikiと併読した。
それでも簡単には理解できないし、完全に理解できたとも思えない。
逆に言えば、何度も何度も読むことで理解が深まり、世界が開けていく快感を味わえる希有な漫画といえる。
一周目はただわけがわからず、ほとんど苦痛としかいえなかった。
二周目になるとじょじょに各々の勢力関係や思惑・暗躍が把握できるようになり、「こりゃあと一回読まねばならん!」となった。
三周目になると細かい設定なども呑み込め、それぞれのキャラクターに感情移入できるようになり「これは何度でも読める麻薬だな」という境地に至った。
今はじっくり四周目を読んでいる。
この漫画のなにが面白いのか。
人によって解釈や着目点が変わってくるだろう。
まずはその視野の広さ、世界観の広さがある。
僕が挙げるのは「物語が誰の思い通りにもならない」点だ。
様々な勢力が様々な思惑をもって複雑に入り乱れる。
各々持ちうる情報はかぎられており、各々がその中で最善手を打つ。
行動を共にする「仲間」でさえその動機はまったく異なっている。
「すべては○○の陰謀だったんだよ!」といった感じに単純化できず、「○○と△△と□□の思惑が交錯した結果」とでもいうような。
そして、誰彼もその思惑の全容を知っているわけではない。
なにもかも思い通りとニヤリと笑う黒幕はこの漫画には登場しない。
こういった複雑でリアリティのある作品はそうそう描けるものではなく、そうそうお目にかかれるものではない。
そして、それゆえに非常に難解で、奥深い作品となっている。
(初読時には登場人物が事態の全容を把握できていない感覚を追体験できるだろう)
ただし、漫画としての非の打ち所ならいくらでもある(主にわかりにくさ)。
しかし、それを補って余りある面白さがある。
人に勧めるのに際し、「わかりにくいけど、わかれば面白い!」という文句はいくら言っても言い過ぎではない。
二周以上読むことはおそらく必須で、というか二周でもまず足りないだろう。
その難解を乗り越えるだけの価値はある、しかし「これから読もう」という人にそれは少しハードルが高すぎる。
少しでもハードルを下げるため、「なぜわかりにくいのか」がある程度わかっていれば理解の助けになるのではと思い、ここに列挙する。
なんか評価高かったので読んでみたけど、感想としては一巻はそこそこ面白かったけど、二巻で残念な展開。
まず褒めると、この作品の最大の見所(?)である物言わぬ巨人の不気味さはすごい。
人間と同じような顔して笑ってるんだけど、その笑みがホント怖い。
普通の人間、普通の悪役だったらこういう表情でサディスティックな台詞を口にするんだろうけど、そういった台詞は一切ない。
単なる脅威によるの恐怖だけでなく、表情から感情が読み取れない恐怖がある。
また、人類をただスケールアップするだけでなく、筋肉や骨格を歪ませることで異質感を出している。重量感も見事。
ただ、主に肋骨の構造がちょっとイミフすぎるかなあという感もある。
他には、正面からの攻撃には頭吹っ飛んでも再生するけど、弱点を傷つけるとたちまち溶けて死ぬって設定はちょっとご都合主義すぎると思った。(キャラにワイヤーアクションをさせるための口実)
まあ、でもこの設定ないと話が全然盛り上がらないから仕方ないとは思うけど。
キャラはミカサがかわいい。
次に不満点。
ネタバレを抑えて書くと、二巻で起こったあの展開。
最初は「おお!」ってなったけど、途中でどういうことかはわかってしまって「おいやめろよそういう展開やめろよ」ってなった。
あれは最後までどういうことなのか全然わからんって方が巨人も一枚岩じゃないってことになって話に深みが増したんじゃないかなあ。
もちろん、なにかしらの解釈というか説明は必要だとは思うけど、あくまであれは例外的で一時的でイレギュラーな事態だった、という方が個人的にはよかった。
ファンタジーなのは巨人の生態だけで、それ以外はリアル路線で貫いて欲しかったところ。
まあ、三巻以降どうなるかにもよるけれど。
というか、もうネタバレになるけど、死ぬ死ぬ詐欺はマジ勘弁。
「死んだ!」と思ったキャラが「実は生きてた!」「生き返った!」って展開は緊張感が損なわれるので激萎えです。
そのキャラに思い入れがあれば生きてて嬉しいって場合もあるけど、それでも落胆は禁じ得ない。
生死不明から実は生きてた、くらいならいいんだけど、明らかに死んだ描写があるのに生きてるのは……ねえ。
ちょっと期待値を上げすぎちゃったかな。まだ評価に迷う。
まず褒めると、この作品の最大の見所(?)である物言わぬ巨人の不気味さはすごい。
人間と同じような顔して笑ってるんだけど、その笑みがホント怖い。
普通の人間、普通の悪役だったらこういう表情でサディスティックな台詞を口にするんだろうけど、そういった台詞は一切ない。
単なる脅威によるの恐怖だけでなく、表情から感情が読み取れない恐怖がある。
また、人類をただスケールアップするだけでなく、筋肉や骨格を歪ませることで異質感を出している。重量感も見事。
ただ、主に肋骨の構造がちょっとイミフすぎるかなあという感もある。
他には、正面からの攻撃には頭吹っ飛んでも再生するけど、弱点を傷つけるとたちまち溶けて死ぬって設定はちょっとご都合主義すぎると思った。(キャラにワイヤーアクションをさせるための口実)
まあ、でもこの設定ないと話が全然盛り上がらないから仕方ないとは思うけど。
キャラはミカサがかわいい。
次に不満点。
ネタバレを抑えて書くと、二巻で起こったあの展開。
最初は「おお!」ってなったけど、途中でどういうことかはわかってしまって「おいやめろよそういう展開やめろよ」ってなった。
あれは最後までどういうことなのか全然わからんって方が巨人も一枚岩じゃないってことになって話に深みが増したんじゃないかなあ。
もちろん、なにかしらの解釈というか説明は必要だとは思うけど、あくまであれは例外的で一時的でイレギュラーな事態だった、という方が個人的にはよかった。
ファンタジーなのは巨人の生態だけで、それ以外はリアル路線で貫いて欲しかったところ。
まあ、三巻以降どうなるかにもよるけれど。
というか、もうネタバレになるけど、死ぬ死ぬ詐欺はマジ勘弁。
「死んだ!」と思ったキャラが「実は生きてた!」「生き返った!」って展開は緊張感が損なわれるので激萎えです。
そのキャラに思い入れがあれば生きてて嬉しいって場合もあるけど、それでも落胆は禁じ得ない。
生死不明から実は生きてた、くらいならいいんだけど、明らかに死んだ描写があるのに生きてるのは……ねえ。
ちょっと期待値を上げすぎちゃったかな。まだ評価に迷う。
漫画のネームを描いて、複数の友人間で読んでもらって評価してもらうというようなことをしたんだけど、これにはかなり学ぶものがあった。
僕自身が半ば気づきつつも積極的に無視していたような問題点をズバズバ指摘してくるので「おおう……」ってなった。
今さらいうまでもないことだが自分の作品を人に見てもらうのはかなり刺激になる。
修正の労力などお構いなしに斬り込んでくるからね。
僕自身が半ば気づきつつも積極的に無視していたような問題点をズバズバ指摘してくるので「おおう……」ってなった。
今さらいうまでもないことだが自分の作品を人に見てもらうのはかなり刺激になる。
修正の労力などお構いなしに斬り込んでくるからね。
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『英雄候補者たち』
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『Merry X'mas you, for your closed world, and you...』
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「主人公補正」によって哀れにも敗れていくすべての悪役に捧ぐ。
『ドアによる未来』
「どこでもドア」はいかに世界に影響を及ぼし、人類になにをもたらすのか。
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