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あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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オーシャンまなぶ

前々から名前は知っていたんですが、昨日か一昨日に一気に読みました。
なるほどこれは面白い。しかし、タイトルで損をしているような気はするw
僕の印象としては、コロコロコミックあたりで連載しているような、児童向けの熱血バトルマンガ? といった感じでした。そうではないんだろうなあとは思いつつ。
実際には、科学的な設定に凝っている知能バトルマンガ、といったところでしょうか。

憶測ですが、この作品のコンセプトはもともと2chやTwitter上で実際に繰り広げられるウィルコンバットから発想したんじゃないかと思ってます。
あるいは、もっと単純にディベートでも。
とにかく、根幹となったワンアイデアは言葉の殴り合い、言葉による心のダメージが実際のダメージになるという設定にあると思います。
この作品は、そのシンプルな設定から話を膨らませていくのが非常に巧い。
この特殊なルールの中では、もちろんさまざまな特殊な戦術が考えられます。
まずはそういった能力知能バトルの醍醐味。
それだけに留まらず、当然生じる様々な疑問を巧く処理する形で設定を広げ、物語に組み込んできます。
なぜ言葉の暴力が実際のダメージになるのか? なぜ物理攻撃が無効になるのか?
無効になったエネルギーはどこへ行くのか? ダメージを再現するエネルギーはどこから来るのか?
これらを「そういうもの」という思考停止で済ませずに、作中の科学者はこれらの問題に疑問を抱き、必ずしも究極的な結論にたどり着けるとは限らないまでも、説得的な仮説や回答が用意されています。
ファンタジーでは必ずといっていいほど問題になる質量保存則やエネルギー保存則も、無視せずに果敢に挑みます。

風呂敷を広げないためのルール設定ではなく、逆にどんどん風呂敷が広がっていくのが非常に快い。
たとえば、凍結の輪(フリーズ・リング)という技。
物理攻撃を無効化し、言葉のダメージを実際のダメージとして再現するのは、「ネバー」という設定で説明されます。
言葉を話す生物はこの薄い皮膜に覆われており、この皮膜がその機能を再現します。
本人が受け入れた場合には触れ合うことができるが、拒絶した場合にはどんな力でも彼にダメージを与えたり、彼を動かしたりすることはできない。
ただし、この設定ではある問題が生じてきます。
この皮膜そのものが武器になるというものです。
すなわち、この皮膜を纏った生物が敵の首などを絞め、手で輪っかをつくるとどうなるか。
ネバーが防御しているため絞殺はできませんが、それは首を絞めている犯人も同じこと。
つまり、互いのネバーが干渉し合って動けなくなるわけです。
「言葉の殴り合い」というコンセプトからは外れながらも、そこを出発点として発想された設定の裏を掻くような技になります。
あるいは、耳を塞いでしまえば無敵では? という疑問。
これにも納得できる解答が用意されています。
このように、かなり設定に凝った作品ではありますが、それらがすべて必然的に、論理的に繋がっている。
「こういう設定ならこういうこともできるよね?」というアイデアをこれでもかと詰めてきて、後付け設定のようなものがほとんど感じられません(実際には、あとから思いついたアイデアはたくさんあるとは思いますが)。

他にこの作品の魅力としては、『バクマン』で言うところの「邪道な王道バトル」「シリアスな笑い」というものです。
「言葉の殴り合い」という設定のため、罵りあいで受けた心のダメージが客観的に目で見てわかるダメージになる。
普通ならただの挑発にすぎない言動が、この作品ではメインウェポンになる。
挑発の巧いやつ、挑発に流されないやつ、いわゆる大物の風格を持っている人物がそのまま強者になるわけです。
それを大真面目に描いているせいで、妙に滑稽で面白い。

それからキャラ!
むろん、僕の好きなキャラはグラーヴェさんです。
「『神以外では説明できないほど不可解だから』そんな論法は我々の世界では、寝言よりも価値を持たない」
この台詞に惚れました。ドーキンスさん? ドーキンスさんなの? ってくらい惚れました。
モデルはアインシュタインあたりでしょうか。彼もそんな感じの思想を持っていた気がします。
こんな素敵な科学者キャラが不可解極まる世界の謎に挑むわけですよ。素敵じゃないですか。
なかでも「世界に言語が一種類しかないのはおかしい」という指摘が面白かったです。
よくあるファンタジー世界のメタパロでもあり、言葉が武器になるという世界観ならではの設定であり、同時に国境を越えても言葉が通じるという不自然な状況の説明にもなる。

さらにいうと(まだあるんかい)、伏線の張り方が見事。
自然な形で、伏線とは思わせないタイプの伏線を至る所に鏤めます。
特に辞書の伏線は驚きました。(これを思いついた作者の高揚感は、すごかっただろうな……!)


という感じで、大変面白いマンガであります。
まあ、もちろん細かい突っ込みどころやちょっとした不満点はないではないですが。
「スネひょんは大きな野望があるのに幼女いじめてなにしてたん?」とか、「クラーヴェ保存則は本当にそれエネルギー収支釣り合うの?」とか。些細なことではありますが。
主人公が世界の構造そのものを変えようとするセカイ系なとこも気になりますが、このへんはどう転んでいくのか。
スネひょんのエピソードから、世界を変えるなんてただごとじゃない、という自覚はあるようですし。
あとは主人公のキャラデザ。どうしてそうなったw
読んでいるとなんか洗脳されて違和感なくなるんですけど、初見だとここで躓くような気がするw
まあなんですか、さくっと読めると思うので読んでみたらいいんじゃないですかね!

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タイトルどおりでございます。
RPGツクールXPで制作したものです。
実況してみようかと思ったけどすっごいgdgdで声も小さいのなんのって諦めて字幕実況にしました。
久しぶりに動画つくったのでエンコード関係で苦戦。
FLVなんかにせずにはじめからH.264にすればよかったんや!

閑話休題。
ツイッターでも言ってましたが、もともと独自システムのテスト目的でつくったゲームです。
逃げと奇襲が基本のヒット&アウェイRPGをつくってみたかったんです。
シンボルエンカウントで逃げても敵にダメージが蓄積されるというのが売りになってます。
また、他のモンスターと争ったという設定で瀕死や死亡状態のシンボルもランダムで出現。
死体を漁ればアイテムが手に入ります。
瀕死は動きが鈍く、HPが半分に弱ってるので奇襲すればワンターンキルができることもあります。

ラスボスをいかに斃すか、というのに試行錯誤するだけのゲームです。
基本はアイテムを掻き集めて、奇襲を仕掛けてヒット&アウェイになります。


なんか面白いと思ったらどうぞこのアイデアを流用して誰か本格的なRPGを……つくったりしないかなあ(チラッ

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最近悩まされていたPCトラブルまとめ。


・7/24

4時頃。
elonaをプレイ中、PCが突然再起動。
なにごとかと思い、推移を見守る。
ウィンドウズの起動が完了すると間もなく再々起動。
こういう類のウイルスが存在するらしいという話は聞いたことがあるが。
ディスクチェック?
なにそれ。キーを押してしまってキャンセル。
またしても再起動。
今度はディスクチェックをキャンセルしない。
動くようになる。

なにが起こったのだろう。
ググってみる。
ふむふむ?
とりあえずAvastでウイルスチェック。問題なし。
ディスクチェックでなんとか復旧したみたいだからソフトの問題かなあ。
このときの私は、希望的観測から事態を軽く見ていた……。

23時頃。
悲劇は終わっていなかった。
firefoxがクラッシュしまくる不具合に加え、またしても強制再起動。
わけがわからないのでセーフモードで起動する。
とはいえ、なにをすればいいかもわからないのでシステムの復元を実行。
そのあとはしばらく安定する。


・7/25
PCトラブルが起きた場合は某U氏に相談するものと決まっている。
彼からアドバイスを受け、イベントビューワを覗いてみる。
63e17ab3.jpg


















エラーで真っ赤である。
ネットワーク系のエラーが多く見られたが、最初の強制再起動の時間のエラーの詳細を見てみると。
ディスクのファイル システム構造は壊れていて使えません。 chkdsk ユーティリティをボリューム C: で実行してください。

ドライバ データベースの処理でエラー [DATABASE OPEN FAILED] がありました。
パッと見やばそうですね。
ハードを疑う方針で、まずはHDtune。
オールグリーン。なんの問題もありません。

また、PCから謎のビープ音が鳴る問題。
SHIFTキー5連打したときに鳴る音だ。
音からしてメモリの問題なのだろうか?
memtestの準備を始める。


それ以外に考えられる原因としては、兜装着時になにかやらかした。
やらかしてた
0ae53749.jpg


















(当時のイベントビューワ)
12vのコネクタ挿し違えてた。
MBが即死することもあるらしい。
ぐぬぬ……MBは最近買い換えたばかりだというのに。

しばらくやってたらまた落ちたので、今度はセーフモードでどのくらい長続きするかをテスト。
とはいえ、やることもないのでCのデフラグ。
真っ赤だけど、別にこれで真っ赤だからってエラーの原因にはならないよなあ。
以後、18時間ほど放置。


・7/26
もしハードの問題ならセーフモードでも同じ問題が起こるはず。
しかし問題は起こらなかった。
18時間程度ではたまたま起こらなかっただけ、とも考えられるが。
再びシステム復元をして通常モードで起動する。
firefoxもばかすか逝ってたので再インスコ。問題は起きなくなる。


・7/27
問題は起きない。
自己修復機能が働いたのか?


・7/28
逝った-!
そろそろ引き延ばしてたmemtestをしよう。
さて、どうなる。
NEC_0489.JPG













(・3・)アグェーゲゲゲ
寝てたらこの有様だよ!
600万くらいエラー吐いてmemtestが死亡。
うーん、メモリが原因だったのか?
今度は一本挿しにしてさらなる原因の特定を。

ノーエラー。清々しいね。
しかし、いつまで経っても終わらない。
まあいい。やるなら完全に、だ。


・7/29

15時間くらいやって終わらないのでさすがにおかしいな、と思い某U氏に。
「パスは10くらいやればいいよ」
その返事が来たときにはすでに20時間でパスは40くらい。
そんなにやる必要はなかったんや!
でもノーエラーだから優秀。

さて、一本は安全が保証された。
次は抜いたもう一本を同じところに挿してチェックだ。
それで大丈夫なら挿したところの問題か、二本挿しに問題があることになる。
NEC_0490.JPG













エラー吐いた!
図書館から帰ってきたらこれだ。
しかし、wktkしてたほどではなかった。
パス1でエラー2、パス4で思い出したようにエラー2。
しかし本来ならノーエラーが普通らしいので、うーむ、これはメモリ死亡っぽいですね。

あと2パターン試してみよう。
最初に一本挿ししたメモリを仮に「M1」。次に試したものを「M2」とする。
挿した方のスロット、CPUに近い側を「S1」とし、これから挿してみる方を「S2」とする。
さて、結果は? まとめてみよう。

M1・S1/M2・S2(二本挿し)→× 35分で600万のエラーを吐いてmemtestが死亡。
M1・S1(一本挿し)→○ 20時間に及ぶ耐久テストでノーエラー
M2・S1(一本挿し)→× 2時間でエラー4
M1・S2(一本挿し)→○ 1時間でノーエラー
M2・S2(一本挿し)→× 14分で万単位のエラー(途中でやめた)

NEC_0491.JPG













M2死亡確定でござる。
スロットによって結果が大きく異なるのは気になるが、U氏の話によればCPUに近い方が安定し、遠い方が不安定になるとのこと。
ここまで決定的な差となって現れるのはやはりちょっと気になるが、M1・S1運用でおそらく安定してくれるだろう。
メモリが一枚になってしまうが、たぶん問題はない、と思う。
なにか問題があればメモリを買おう。

この運用方針で問題が発生するなら……MB死亡か。つらい。

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こちら『或る魔王軍の遍歴』反省会場となります。
連載していたのが完結したので後書きみたいなものです。
ネタバレ注意!





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もはや人類には不可能と思われた兜の装着。
度重なる悪戦苦闘の末、ついに装着に成功した!

【前提1】人類には不可能
【前提2】僕は成功した

【結論】僕は人類じゃない

成功したのはいいものの衝撃の事実を前に困惑してる。


さて、温度はどうだろう。
気温32.5℃に対し平熱42℃。負荷かけると49℃まで上昇。
いずれにせよ人類なら死んでる。
(ちなみにヒートパイプは横向き。下向きにつけた方が冷却効率はいいらしいが、取り付け金具と接触するので無理。きっと無理)

デフォクーラーでは平熱46℃、負荷54℃。
ただし、これは計測時が涼しい夜だった。昼間だと平熱で50℃くらいあったことも。

だがおかしい。確かに下がってはいるが、兜ならもっと冷えるはずだ。
デフォに比べれば低温だし、音も静粛なのだが、お前のポテンシャルはこんなもんじゃないはずだ!
というわけで、どこかでミスった可能性を疑いつけ直しを敢行。
今度はマザボごと外す。グリスも塗り直す。

さて?
あいかわらず平熱約40℃。
レビューを見ると平熱30℃台が一般的だ。
なにかを間違えているのだろう。

そうこうしているうちにPCがフリーズ。マウスもキーボードも受け付けない。
仕方ないので再起動。
しない。
ファンは回るがBIOSが起動しない。
電源を落とそう。落とせない。
うわーうわー。
(※このトラブルは兜とは無関係です)

とりあえずやることをやろう。
ノートPCには「PCが起動しない原因」がブックマークされていた。
今回はマザボを外してつけ直したときに間違いなくなにかが起こった。
プラグの挿し違いか、兜装着時にマザボが壊れたか。
まずは前者を疑おう。

プラグを抜き差しして最小構成にしてCMOSクリア。
状況悪化。うんともすんともいわない。

いや、まだ最小構成とは言えない。電源→MBの4ピンも抜こう。
ファンが回転。お前かー!

4ピンの方向を間違えてた?
方向を変えて挿し直す。起動、ウィンドウズまで一直線。
あうーあうあー……恥ずかしいいいいい!!



閑話休題。
こんなPCトラブル入門は別にいいんです。
あいかわらずCPU温度は47℃。なにそれ。
やはりグリスの塗り方がダメだったのか。あるいは回転数か。
レビューサイトを巡るが似た症例は見つからない。
装着に苦労した話はごろごろ見つかる。

そこで一つの仮説。
計測ソフトがおかしい。
今まで使ってきたのはSpeedFan。
というわけで、CoreTemp、hwmonitorをインスコ。
さて、計測してみましょう。

ondo.jpg








(左からSpeedFan, CoreTemp, HWMonitor)
SpeedFanお前かあああああ!!


【CPU温度を劇的に下げる方法】
計測ソフトを変えてみましょう。
たったこれだけで10℃も下がって驚いちゃいました(笑)


となると、デフォクーラーもさほど熱くなかったんじゃ……。
SpeedFan計測でも3~4℃は下がってる計算にはなるけど、いったいどの程度だったのだろう。
さすがにつけ直す気はないので真相は闇の中。

気を取り直してレビューしてみよう(ようやく辿り着いた)。

・温度計測結果(外気温33℃)
平熱:35℃ 負荷:43℃

そして特筆すべきは静粛性。
たいへん静かで、部屋を出入りするときにPCが起動してるのがわからないくらい。
どちらかというとこっちの方が重要だったので満足。
デフォクーラーはうるさすぎた。

・欠点
Socket 754,939,940,AM2,AM2+,AM3用の金具取り付けが非常に大変(参考)。
これは他のユーザーも同じことを言ってるので僕だけの問題ではないようだ。
人類向きの商品なのか疑わしいが、金具部分を力で押し込むしかない。
下向きに装着しようとすると取り付け金具と接触してしまうのは設計上のミスじゃなかろうか?
横向きでも十分な冷却効果は発揮できるのだが。
AMDユーザーへの風当たりがつらい。


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プロフィール
HN:
饗庭淵
性別:
男性
自己紹介:
読みは「あえばふち」だよ!
SFが好きです。
公開中のゲーム作品
ロリ巨乳の里にて
パイズリセックスRPG。

幽獄の14日間
リソース管理型脱出RPG。

カリスは影差す迷宮で
仲間を弱らせて殺す遺跡探索RPG。

黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない
探索ホラー風セクハラゲーム。

英雄候補者たち
特に変哲のない短編RPG。

Merry X'mas you, for your closed world, and you...
メタメタフィクションノベルゲーム。

公開中の小説作品
創死者の潰えた夢
世界を支配するはずだった黒幕の野望は、隕石によって粉砕された。

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