忍者ブログ
あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
  • ? 2025.04.
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • ?
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コードウェイナー・スミス〈人類補完機構〉シリーズの『第81Q戦争』と『シェイヨルという名の惑星』を読んだのでまとめてその感想。

読んでて、まず思ったのは、自分の中で「SF=ハードSF」の観念ができあがっているなあ、ということ。
というのも、スミスはハードSFではなかったからだ。
ハードSFというのは「既知の科学理論を参照し、架空の現象についても原理や理論を厳密に描写するSF」ジャンルとのこと。
で、僕はSFというのはそういうものだと思っていたが、あくまでそれはSFのなかでの一ジャンルに過ぎなかったらしい。
(もちろんハードSF以外のSFも読んだことはあるし、その認識もあったが、すっかり忘れていた)

そして、スミスを読んでいて「これはSFなのか?」という疑問が何度か頭をもたげた。
おっと、いやだからといって「これはSFじゃない!」などと主張しジャンル論争を呼び起こしたいわけではなく、僕がそう思ったという感想がスミスの作風を伝えるのに役立てばと、あくまでそういう意図です。
不毛なジャンル論争には興味ありません!
実際、スミスもファンタジー誌に作品を応募などしていたようで、「ファンタジー寄りのSF」ということでイメージは伝えられるのではないでしょうか?

つまりスミスの作風は、ハードSFのように原理や理論の説明を積み上げてリアリティを構築するタイプではなく、あえて説明を省くことで読者の想像力を刺激し力業で読者を異世界に引きずり込むタイプ。
シナリオやストーリーや設定考証ではなくテキストを読ませる。
スミスは奇妙な言語表現や造語で読者の興味を惹くのが持ち味のようで、いわば詩的な作風。
訳のクオリティに左右されるのは翻訳作品全般でいえるが、スミスは特に顕著なのではなかろうか。
機械翻訳で内容がわかるだけでは楽しみは二割程度か(普通の作品が五割程度として)。
もちろん、原文を読んだり他の翻訳を読み比べたりしたわけではないので憶測に過ぎないけれど。


さて、内容について。
あらすじとしては「人類補完機構」という組織を軸にした一万年規模の未来史短編集といったもの。
概要だけ聞くとすごいスケール感にワクワクしたが、読んでて壮大なイメージは特に喚起されない。
「補完機構」には数人の長官がいて、といった組織図の説明はたびたびなされるが、長官以外には誰がいるのか? 下部組織は? そういう描写はほぼない。
一万年近く人類を統治してきた、という設定だったか、しかしそれに見合うスケール感はない。
そういう作風だ、ということなら別にそれでいいのだけれど。
面白いか、といわれれば、まあ面白いけれど、「よくできたラノベ」レベル。
「「なんか変な言動の登場人物が現れて、「なんだこいつは?!」というパターンの話が多い。
あらすじだけでは面白さは伝えられないが、描写については惹き込まれるものはある。
入念に伏線を仕掛けたり、オチでどんでん返したり、そういうテクニカルなことはあんまりしてない。
例外としては『第81Q戦争』収録「ガスタブルの惑星より」
この作品はユーモアに溢れてて好き。

あと好きなものを挙げれば同収録「大佐は無の極から帰った」
二次元から帰った大佐が二次元に戻りたい戻りたいって話。
「人びとが降った日」も、一発ネタだがイメージは強烈。

『シェイヨルという名の惑星』では、表題作が特に気に入った。美しいグロテスク。
「刑罰星」というアイデアはSFではよく見かけるが、彼がネタ元だったりする?


拍手

PR


足コキフォルダを整理しそれぞれの体位の存在率を調べました。
足コキフォルダ内の画像は1000枚。
独自の嗜好に基づき収拾したものになります。
差分などの類似画像はあらかじめ取り除いてあります。
三次元は資料が不足しているため、すべて二次元で構成されています。
計算が合わないのは一枚の絵に複数のパターンが含まれていたり、未分類が残っているからです(大部分は「女性が立っている片足コキ」)。
本文は学術的な研究ではなく、多分に筆者の趣味嗜好・偏見を交えて編集されています。


taimena.jpg
















●対面足コキ(a)
623/1000(両:485/片:141)

この圧倒的火力。
別に悪いというわけではないのですが、やっぱりもっといろんなバリエーションが見たいなあと思うわけです。
(片足コキについては女性が座っているもの・寝ているものをここに分類し、立っているものは除外しています)


taimenb.jpg













●対面足コキ(b)
25/1000(両:25/片:0)

個人の趣味嗜好による恣意的で曖昧な分類。
悩んだ結果「チンコが上にある」ことを基準として分類しました。
アンバランスでエロいと思います。


yoko.jpg
















●横から足コキ
2/1000(両:2/片:0)

思った以上に少なかったです。
ぱっと見対面aと区別は難しいです。
ただ、やはり横からだと微妙にニュアンスが変わるように思えます。


tukuesita.jpg
















●机の下足コキ
40/1000(両:21/片:19)

姿勢に無理があるので片足になることがやや多いですが、やはり両足でガンバッテ頂きたいです。
「周りからは見えないことになっている」という建前は是非活用して下さい。


tukeue.jpg


















●机の上足コキ
2/1000(両:2/片:0)

想定内に少なかったです。
これも素敵な体位だと思いますので、もっと描かれるべきでしょう。


taimenga.jpg

















●対面臥位足コキ
1/1000(両:1/片:0)

想定外でした。もっとあるかと思ってました。
探せばあるかも知れません。ですが、フォルダ内にはたった一枚。
特定されてもおかしくありません。
さすがにもう少し描かれるべきでしょう。


soine.jpg















●添い寝足コキ
2/1000(両:2/片:0)

足の動きの自由度が低いので、搾精にはあまり向かないように思えますが、顔の近さにおいて秀でていますので、もっと保護されるべきです。


haimen.jpg


















●背面足コキ(後ろから足コキ)
23/1000(両:23/片:0)

とても搾精向きです。素晴らしいですね。


kouhai.jpg


















●後背足コキ
21/1000(両:20/片:1)

ながらプレイとの相性は机の上と一二を争います。
ぞんざいさはピカ一です。


kijo.jpg













●騎乗位足コキ
20/1000(両:20/片:0)

分類に困りました。ただ乗っているだけで構図としては対面aと同じものが多いです。
ただ、乗った上での足コキはやはりプレイ的にはニュアンスが異なります。
幼女がよくこの体位を好みます。



●複数足コキ
63/1000

複数といっても様々なパターンがありますが、今回はひとまとめにします。
複数足コキは(というより複数プレイは総じて)難易度の高いものです。
この点については、「KEY TRASH」さんに一日の長があることは、誰もが認めるところでしょう。
 

拍手

ホーガンの〈ガニメアン〉シリーズ、『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』を再読したので感想でも。
これらの作品群を読んだことのない人がこの記事に興味を抱くかは不明だが、以下既読者向けにネタバレお構いなしに書きます。
『内なる宇宙』も読んだことはあるけれど、手元にはないので今回の再読分には含まれず。
(あまり再読したいと思えるほどの作品でもなかったし)


さて、改めて読んでみると、SF設定にしても、プロットにしてもかなり拙い印象を受けた。
面白いには面白い、が、特にガニメアンの設定がよくない。
読んでいてそればかりが気になってしまった。
他の作品にも言えるがホーガンは進化論に対する理解があまりに浅い。
代表的なのが、「ガニメアンは肉食ではないので争いを知らない」
これはあまりに酷い。巷でいう「肉食系」「草食系」と同レベルの理解だ。
肉食でなくとも当然争いは生まれる。
縄張り争い。性淘汰。殺し合いにまで発展する機会は稀ではあるが、争いは確実にあるし、騙し合いも盛んだ。
進化の歴史は争いの歴史だ。生物である以上争いを避けることはできない。
……という、常識に反する設定で読者を驚かせる、という意図があったのかも知れないが、設定考証が甘すぎた。
ガニメアンは囚人のジレンマにおいて「協力」カードを出し続ける種族なわけだが、現実的に考えればそんな環境では突然変異として現れた「裏切り」者が圧勝し、利益を独占し繁栄し、やがて「協力」と「裏切り」は均衡状態に向かうのが自然だ。
既知の理論では説明できない現象を説明するために拵えられたデタラメな造語に基づくトンデモ物理学なら別に構わないんだけど、既知の理論で説明・反駁できる範囲内だとどうも。
しかしこれはSF。とりあえずガニメアンに関しては「そういう設定」なのだと目を瞑ることにしよう。

だが、このあたりの甘さは『巨人たちの星』に登場する「ジェヴレン」にも現れる。

「彼ら(ジェブレン)は要するに、ガニメアンしか知らないね」(中略)「ところが、こっちは何千年来、人間同士でやってる」

お前はなにをいってるんだ。
少し想像力を働かせればわかるが、ジェヴレンだって一枚岩ではないはずだ。
ジェヴレン人もジェヴレン人同士で騙し合っているはずだ。
ホーガンさんはこういうところが弱すぎる。
彼の作品は突飛で奥深いSF設定は魅力的だが、敵キャラが総じて弱い。
彼の作品のすべてを読んだわけではないが、追い詰められるとすぐにパニックになり壊れたラジオみたいに罵詈雑言を撒き散らすだけの存在に成り下がる。
敵キャラが弱いので、終盤になるほどに酷く退屈になる。
終盤になると退屈になってしまう作品はホーガンさん以外にも枚挙に暇がないけれど。


もう一つ気になったのは、ホーガンさんに限らず「宇宙人」を扱ったSF作品全般に言える感想。
レムの三分類に従えばガニメアンは「人類と意思疎通ができる」タイプの宇宙人だが、あまりに意思疎通できすぎる!
「宇宙人が人間的すぎる」どころか「人間以上に話が通じる」=「コミュニケーションの齟齬がない」
これはさすがにないだろ……と読みながら思っていたが、「同じ日本人より米国人との方が会話できるわー」って人はいるだろうし、まったくあり得ない話でもないかと思い直す。
今までは「同じ人間同士ですらまともにコミュニケーションとれないのに宇宙人とコミュニケーションなんてとれるはずがない!」と思っていたが、同じ人間同士で話が通じないからといって宇宙人とも通じないとは限らない。
という発見があったので、読み直してよかったと思いました(小学生の感想文のイントネーションで)。
「宇宙人」のキャラクター造形は難しい。その点、同作者の『断絶の航海』に登場するケイロン人はよくできてる。


「地球上に蔓延る呪術・迷信・宗教などの非合理思考はすべて地球文明の発展を遅らせるために仕組まれたジェヴレンの陰謀だったんだよ!!!」という設定はさすがに馬鹿すぎて笑えるが、「宗教=害悪」を前提とした戯画的な発想は嫌いじゃない。


拍手


メッシュ変形でテクスチャ貼り付けたい

なら着物だ!

着物ならロリ巨乳だ!

もう何度か描いたしいつものグラビアっぽいポーズは飽きた!

着物の構造とか描き方とかいい加減ちゃんと勉強しよう!

着物はうなじがエロい! なるほど! 後ろ向かせよう! ロリ巨乳が目立たなくなるけど!

後ろ髪でうなじ見えねえじゃねえか!

という経緯で描かれました。
もっとおしゃれなタイトルがつけたかった。


ここで前回描いたものと見比べると、前回はさすがに目が大きすぎましたね。
ちょっと実験的に大きくしてみたんですが、さすがに大きすぎましたね。
というか前回のはいろいろ反省点が多すぎですね。
今回は、紅葉描くなら点描じゃなくて紅葉ブラシでもつくって描けばよかったんじゃ……
必死に点描しまくったあとで気づく。
未だにそういうデジタル作画ならではの文明の利器を使いこなせていない。
「加算(発光)」と「乗算」でレイヤーを分けて光と影を塗り分けることは覚えた。

ちなみに団子とか猫とか鯉とかはんぺんさんのアドバイスで付け足したものです。
それらがなければなんと寂しい絵面になっていたことでしょう。
彼を讃えます。

拍手

恥ずかしながら帰って参りました。
コミティアはサークルとしては初参加でした。

和風マウンテンのメイン火力であるよろぱが不在でしたが、とても楽しかったです。
彼のスケブを求めていらっしゃった方々には申し訳ありませんでしたが、とても楽しかったです。
「サークルカットを見てきました!」という人に「その人いないんです」と説明するのはつらかったですが、とても楽しかったです。

そもそも「コミティアで同人誌出そうぜ!」と誘ってきたのは彼でした。
そのはずでしたが、彼に原稿を描かせるのは非常に大変な物がありました。
コミティア申し込んだのに「落としてもいいんじゃね?」
印刷代払ったあとなのに「もう描かなくていいんじゃね?」
僕がアシスタントでほぼ全ページトーンワークを済ませたあとですら「もういいんじゃね?」
戯画化される「担当編集と漫画家」の構図そのものです。
そんなよろぱさんをぶち切れそうになりながら懐柔しなんとか入稿には間に合い、無事発行することはできましたが、彼はコミティア会場には来ませんでした。
ドタキャンです。「交通費がもったいない」というのが理由です。
どうせお家に引きこもってマイクラでもしていたのでしょう。


とても楽しかったです。


次回があれば、無理矢理にでも連れて行きます。



comitia100.jpg















僕自身の入手品はこんな感じ。
もともと興味があって覗いたのは「人類圏」さんと「白猫空想迷走」さんだけで、それ以外はたまたま見つけて衝動買い。
全体的によい買い物をしました。
よろぱさんが来ていれば彼に売り子を任せてもっと回れたのですが、とても楽しかったです。



売れ残りはメロンブックスさんに委託させて頂きました。
また、DL販売も5/8からはじまるようです。

興味がありましたらぜひどうぞ~。
 

拍手


プロフィール
HN:
饗庭淵
性別:
男性
自己紹介:
読みは「あえばふち」だよ!
SFが好きです。
公開中のゲーム作品
ロリ巨乳の里にて
パイズリセックスRPG。

幽獄の14日間
リソース管理型脱出RPG。

カリスは影差す迷宮で
仲間を弱らせて殺す遺跡探索RPG。

黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない
探索ホラー風セクハラゲーム。

英雄候補者たち
特に変哲のない短編RPG。

Merry X'mas you, for your closed world, and you...
メタメタフィクションノベルゲーム。

公開中の小説作品
創死者の潰えた夢
世界を支配するはずだった黒幕の野望は、隕石によって粉砕された。

或る魔王軍の遍歴
「主人公補正」によって哀れにも敗れていくすべての悪役に捧ぐ。

ドアによる未来
「どこでもドア」はいかに世界に影響を及ぼし、人類になにをもたらすのか。

Melonbooks DL

新着記事
カテゴリー
アーカイブ
検索
新着コメント
[02 / 26 by 白蛇]
[02 / 26 by 白蛇]
[05 / 21 by 西 亮二]
[12 / 15 by NONAME]
[07 / 04 by アーミー]
ブックマーク
連絡先
aebafuti★yahoo.co.jp
(★を@に変えて送ってください)
カウンター
Powered by [PR]
/ Design by sky hine / PR:忍者ブログ