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あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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タイトル通りです。
かつてDLsiteなどで買ったことのある商品の紹介でもしたいと思います。
もちろんエロですよ。ええ。
エロでなければ胎界主なんかも買ったことはありますが、ここに混ぜるのもなんかアレなので。
(分類的にはR-15だが、その原因はこのページなのでその方面での期待はしてはいけない)





Sandwich4

アレキシさんのサークル「てぃっつ!」のパイズリオンリーCG集です。ロリ巨乳です。
「Sandwich」シリーズは6作まで出てますが、こちらはオリジナルキャラクターの「ユニ」がメインとなっています。
ほかの作品はディスガイアとか元ネタがあるらしいのですがよくわかりません。
(たぶん元ネタとか知らなくても問題はない)

しかし重要なのは、「オリジナルキャラである」というよりは「基本的にキャラが一人だけ」という点です(厳密にはもう一人いて、ユニとのWパイズリと単独CGの二枚に登場)。
「一人のキャラで一つのプレイを徹底的に」というのが素晴らしいと思うのです。
なんかこう、素敵ですよね。
ユニのキャラもいわゆるロリババア口調で好みのタイプです。

着衣パイズリが多めで、スク水やパジャマ、浴衣など多種多様のパイズリを見せてくれます。
1プレイあたり2~3回は連続射精するというのもよいですね。
ただ、妙にこだわりのある「パイズリ断面図」は、僕にはちょっと意味がわからないです。




白濁口淫ヴワル図書館

sisyamo2%さんのサークル「ししゃもパブリッシャーズ」のフェラチオするだけのオールカラー漫画です。
すばらしいことに全く脱ぎません。
今さらかも知れませんが、僕はこういうのが好きなんですね。
いわゆる「本番」なし。脱がせずに着たまま、特定のプレイを徹底的に。
「特定のプレイ」にはパイズリや足コキが該当することが多いですが、当作品は「フェラもいいじゃないか」と思わせる程のエロ画力を見せつけます。

精液の描写にこだわりがあり、四種の量が異なる差分が用意されています。
男の陰毛についても「陰毛なし」「陰毛あり」「陰毛と抜け陰毛あり」の三種が用意されています。
このあたりのサービス精神はDL販売ならではですね。

不満点があるとすれば、背景は真っ白が多く少し手抜き感がありますね。
漫画を描くうえではどこかで手を抜かなければならないというのはよくわかるのですが。
エロメインとはいえ「どこでやっているのか」という臨場感を演出するのに背景は重要なのではないかと思うのです。
もちろん全コマに背景を描く必要はありませんが、グラデーションなどでもっとうまくごまかしていれば完成度は上がったのではないかと思います。
(そうしているページもあるのですが、色の選択を誤っているような……)

東方はよくわかんないです。



黒マグロ The Another Story
黒マグロ The Another Story

ガチロリ過ぎてDLsiteでは販売できなかったという曰く付きの品です。
「黒マグロ」シリーズの外伝に当たるようです。
くろふーどさんの絵はpixivで見ていましたが、当作品はロリが気になったので購入。
メインは巨乳の方なんですけどね。
ロリの方は納得の審査落ち。
いえまあ、僕としてはこのようなロリ規制は非常に嘆かわしいとは思っているんですが、DLsiteじゃあ無理だろうなあと。
いまいちラインがわかりませんが。

巨乳の肉感や汁の液体描写はあいかわらず見事。
ロリの体格差も審査落ちするだけのことはあります。
ただ、「糞まんこ」みたいな表現はどうなんだろうw
別にスカトロではなくて、「雌犬」や「雌豚」のようにMが自己卑下に用いる表現の一つなのですが、「糞」というのは……。
他には、「描き文字が雑すぎる」という点が少し気になってはいます。

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胎界主』というweb漫画がある。
以前もこのブログで紹介記事を書いた。

さて、このたび友人の一人を新たな読者として引き込めそうでいるのだが、第一話の解説に非常に手間取った。
友人曰く「一人ではとてもじゃないが読めなかった。間違いなく挫折していた」

すでに何度も言われているし言っているが、『胎界主』の初期は非常にわかりにくい。
そのわかりにくさの要因は以前に書いたとおりだが、今回は「描写の不足」に着目し、それを補う形で第一話の読解を試みたい。
自身の覚え書きと新たな読者への補助を兼ねて。
(以下、「こうすればわかりやすい」という書き方をしているが、必ずしも「そうした方がよかった」「こうすべき」という意味ではないのであしからず。「説明しすぎない」点もまた胎界主の良さだと思っているので……)


全体の要約:
悪魔は「胎界主」と呼ばれる人間と誓約しようと営業を頑張っている。
その営業争いに巻き込まれた戸的少年とそれを助けた主人公稀男のお話。


001~1p
主人公(稀男)の生い立ちが語られている。
この最初の3ページは「初見殺し」を自覚していた作者が新たに描き直したもの(もとは1ページだけだった)。
そのため、この最初の3ページで躓くことはないと思われる。



2~5p
稀男の登場シーン。
状況としては「チンピラがレストランを襲撃しており、そこでの食事を日課としている稀男が普段通り訪れた」。
要点は「稀男は『亡くし屋』と呼ばれており、奇妙な能力を持っている」「『助けて』というワードに反応」の部分。

チンピラの取り巻き(町田)の右手がなぜ怪我をしているかは不明(ナイフとんとんで失敗?)。



7~8p
魔王ベリトの召喚シーンだが、大ゴマでベリトの全身を描く登場シーンがあればわかりやすかったように思う。
(ただ、信者脳では「そういうありきたりな演出をしないからいいんだよ!」となってしまい困る)



9p
戸的実(ベリトを召喚した子供)が魔王の能力に対し疑問を抱いたり、願い事をしたり、その願い事が実際に叶えられる描写がごっそり削られている。
戸的の学校生活に場面を移し、「ホントに100点獲れるのかよ……」などと呟かせながらテストを解いてるシーンなどを挟むとわかりやすかったように思う。



10p~12p
ここでもチンピラ(2~5pの町田)との遭遇シーンがカットされている。
また、町田がなにも発言していないにもかかわらずベリトが「願い事はふたつ……『コイン』と久松組からの『逃亡』か……」とベリトが呟いているのは、町田の表層思考を読んだからである。
このあたりも「なんでわかった?」「思考が読める……? こいつ本物か」といった反応があるとわかりやすかったと思う(作中だと「!」のみ)。

11pで「バカァ」と開いた口は「地獄の扉」。



13p~16p
皆本部長はただの噛ませです。
もっともらしくかっこいいことを仰ってますが噛ませです。
球体使い」でも同じ扱いを受けます。



17p~19p
栗島たまきは通訳の夢を持っていたが喉を患っていた。
栗島たまきは「胎界主」である。
彼女にはどうしても叶えたい「願い」がある。
戸的くんは彼女を売って自由になりました。



20p
さすがに戸的くんも罪悪感を覚えたのか、ベリトの召喚方法を教えた占い師のおじいさんにベリトを倒す方法を尋ねている。
(ちなみにおじいさんの名前はレプラコーン。妖魔である。今後も重要人物)

ただし、一介の妖魔に過ぎないレプラコーンにベリトを倒す方法などあるはずもなく、「本」をある人物に渡すようにとだけアドバイスする。
(この「本」の出所も重要な伏線)

『ベリト閣下』じゃない 『バルバトス閣下』だッ!
なぜ 間違えた?
(中略)
”間違えた”……いや”間違えさせられた”か
ええぃ!『ベール派』め こんな僻地まで監視しとるとは

このあたりもまた作中の根幹に関わる重要な伏線だが、今は「悪魔にも派閥があり、『胎界主』の獲得を巡って互いに謀略を繰り広げている」とだけわかればよい。
なお、「胎界主」の概念だが、今のところは「悪魔が特に渇望している優秀な人材」程度の理解でよい。



21~23p
ようやく主人公登場。
髪も肌も瞳も白く、不気味な容貌をしているが、「ピンク色の髪」のような漫画的表現ではなく、作中人物にも同様に(人間に見えないレベルで)不気味に見えている点に注意。
この点は「お兄さん本当に人間?」といったやりとりがあればわかりやすかった。

「本」には様々な知識(作中のファンタジー設定に関すること)が書かれているが、戸的が「白紙」だと主張しているように「選ばれたもの」(作中用語でいえば「存在級位」の高いもの)にしか読むことができない。



24p
冒頭でもあったよう「助けて」という言葉に反応している。
その理由が明らかになるのは21話「人でなしの夢」まで待たなければならない。
今は、「稀男は『助けて』といわれると断れない」とだけ覚えておけばいい。

また、ベリトと戸的の対峙のシーンでさらっと「魔王は表層思考を覗ける」という情報が書かれている。



26p
この時点で稀男はすでに六芒星に関して準備を終えているが、戸的はそのことを知らない。
「六芒星は?」「構わん」といったやりとりがあるとわかりやすかった。
作中でいえば「とっとと済ませろ」「ぶやぁぁぁ?」「むやぁぁああ?」「んっまぁ どっちを信じるのかはお前の自由だ好きにしろ」あたりがそれに該当か。



27p
「か…… 」は『還れベリト』を言おうとしているのだと思われる。
ベリトが六芒星のことを知っているのか不明だが、なんらかの手段で準備が終わったのだろうと察している(前ページの最後のコマでも冷や汗)。
しかし、いずれにせよ戸的を言いくるめてしまえば問題ないと判断し、その方針で攻めている。
そして、戸的はその誘いにまんまとはまりかけてしまっている。



28p
稀男の連れてきた栗島たまきを見て戸的は改心。

このページで難しいのは「ワシとしたことがガキに気をとられて……」の台詞である。

①主人公の見た目が妖魔
②妖魔は取るに足らない存在
③実際には妖魔と人間の混血種
④人間でなければ(混血でもよい)「たましい」を持たず「胎界主」になれない

といった前提知識が要求される。
今までは「ただの妖魔」と見くびり稀男を注視していなかったが、たまきの登場で同時に稀男を注視し、その際アカーシャ球体も確認し、稀男こそが探していた「運ぶ力の胎界主」であることを見抜いた、というシーンであると解釈できる。

また、「おばんで~す」は北海道の方便で「こんばんわ」を意味するようだが、なぜ彼女が北海道弁を使ったのかは不明。



29p
「六芒星のなかに誘い込む必要がある」と説明していたが、実際に行ったのは「ベリト(のいる戸的の家)を囲むように巨大な六芒星を描く」という方法(ある種のとんち)。
というわけで、そのことを示す最初の二コマはもう少し大きくてもよかったように思う。


30p
件の新規読者より「たまきはなんで戸的に売られたのに怒らないの?」とのことだったが、「ううん 実くんは……」との台詞から寛大な心で許している模様。



31~32p
「ほっときゃいいじゃん 」
モップで掃除していることから塗料は水溶性であり、雨でも降れば消えそうなので放っておいてもよさそうだ。
今まで一般的な常識から「後始末はちゃんとする」という視点で読んでいたが、果たして稀男にそのような「常識」はあるのか、という疑問が生じた。
「住民が起きるからさぼってるヒマねーってんだよ」との台詞から、どうやら稀男は目立ちたくない・住民との関わりを避けたいようだ。
(「夜中に騒ぎながら掃除する方が目立つのでは」という野暮なツッコミもある)

また、「三本ものモップの出所は?」というツッコミもあったが、稀男の職業が墓守なのでモップは常備されていたのではないかと推測される。
(「モップよりはむしろデッキブラシでは?」という野暮なツッコミもある)



33p
「いいさ 探すほど大切なモノでもない」
ここで稀男が落とした四つ葉のクローバーは赤ん坊の時から大事に持ってきた、間違いなく「大切なもの」である。
にもかかわらず、稀男はそれを拾わなかった。
その理由や心情は様々に憶測されるが、これもまた稀男のキャラクター性に関わる重要な伏線であり、今後も似たような描写は何度か現れる。
(このあたりは東京でん太さんの「稀男にとって四ツ葉のクローバーとは」にて詳しく考察されていますので参照ください)

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販売を始めて2週間ほど経ちました。

やはり感触としては、普通に考えて内容を無料公開すると売上は落ちるんじゃないかなーと。
(公開していなかったらどうなっていたかを確かめるには宇宙がもう一つ必要なのでなんともいえませんし、もともとこんなもんなんじゃないかなーとも思いますが)
だからといって、今後は方針を転換しよう、という気はあまりありません。
努力の方向としては「それでも買いたい」「買ってもいいかな」と思える商品価値を高める形にしたいと思ってます。

ただ、ちょっとした好奇心で、従来の売り方をしたらどの程度変わるのかな、ということは気になっています。
とはいえ、無断転載を禁止するつもりもありませんし、無断転載されたものをダウンロードするのも自由です。
(ちょっと調べてみましたが、少し探せば簡単に見つかるようなところにいくらでも転がっているようです)
禁止事項は(基本的に)転売や著作者を偽っての転載の二点のみ。
この方針を変えるつもりはないのであまり意味もない気もします。
しかし、僕自身が禁止しようがしまいがそれらを止められるわけでもないので、公式で無料公開しているか否かというのはやはり大きな違いなのかもしれません。
「違法DLは良心が許さないが、公式で無料公開されてるなら買わなくてもいいや」といった方は大勢いるでしょうし。

というわけで、もしかしたら今度なにかを販売するときは、内容の半分を発売日と同日に無料公開、1~2週間後くらいに残り半分を公開、みたいな形を試してもいいかな、と思ってます。
要は「今すぐ見たけりゃ買ってね!」形式です。
で、仮にそれが上手くいったとして同様の方法を採用し続けるかもまったく未定です。

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4つのDL販売サイトを利用してみたのでサークル視点で書きます。



dlsite.jpg






















DLsite

卸値:40%
源泉徴収:あり
振込手数料:DLsite負担
支払い下限:3000円
販売数公開:あり
アフィリエイト:
各商品ページの「アフィリエイトを作成」で「バナー付き広告」「画像付き広告」などのHTMLソースがお手軽に入手できる。
サークル登録をすると自動でブログが生成されるため、身に覚えがないのにアフィ収入が入っていたりする。
報酬率は基本5%で、売上を伸ばすごとに増える仕組み。
前月50,000円超の売上でGoldパートナーとなり、7%に。300,000円超で10%。
支払い下限は3000円。

総評:
ほぼ間違いなく最大手。
なによりサイト名が強い。圧倒的に強い。
売れ行きを見ても圧倒的である。
アフィブログもこのサイトを利用していることが多い。



dmm.jpg







DMM

卸値:40%
源泉徴収:あり
振込手数料:DMM負担
支払い下限:3000円
販売数公開:あり
アフィリエイト:
URL末尾にアフィリエイトIDを付け足すことで機能。
報酬率は、リンクした商品が直接購入されることで35%(!)、同一カテゴリの商品が購入されることで10%(!)となっており、他サイトに比べ異常に高い。
ただし、支払い下限が5000円に設定されており、実際に収益を得るには少々ハードルが高い。

総評:
おそらくDLsiteに次ぐDL販売サイト。
根拠は販売数を公開していること。
「これだけ売れている」という数字が宣伝効果として機能するからこその公開だろう。
一方、非公開のメロンやDigiketの売れ行きは芳しくない。
ただし、僕自身の作品に限ってみればDMMも同程度ではあるのだが。
サンプルのモザイクが妙に濃いのが気になる。



digikit.jpg












Digiket

卸値:40%
源泉徴収:あり
振込手数料:Digiket負担
支払い下限:5000円
販売数公開:なし
アフィリエイト:
報酬率10%。支払い下限5000円。
各バナー・パーツ自動生成あり。「URLだけ」があるのはDiGiketだけ!

総評:
サイト構造がわかりにくい。
サークル管理画面まで辿り着くのに「ログイン」→「サークルログイン」→「ID・パスワード入力画面」というのはしんどい。
ヘッダーやフッターに「ヘルプ」やらそういうのが不足しているため情報の確認がややこしい。
レイアウトも全体として妙に素人臭い。
また、支払い下限5000円というのもハードルが高くて難点。
褒めるべき点は特に見当たらない。営業が早い段階でメールを送ってきたことくらいだろうか。



melon.jpg























メロンブックスDL

卸値:70%
源泉徴収:なし
振込手数料:ユーザー負担(ゆうちょなら0)
支払い下限:なし
販売数公開:なし
アフィリエイト:
アフィリエイト会員に登録すればどのページでも上部メニュー「このページのアフィリエイトを作成」でHTMLソースが取得できる。
報酬率はDLsiteと同じ仕組み。

総評:
「pixivとの提携」は大きな強みだと思っていたが、想像以上に弱い。
「卸値の高さ」や「一つのアカウントで複数のサークルがつくれる」といった魅力はあるが、とにかく弱い。
もっと頑張ってもらいたあい。
 

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agent2048さんのつぶやき


違法DLより違法upperの取り締まりを強化するべきなんだよな。
さらにそれよりも、罰則がなくても違法行為に手を染めない精神、道徳教育を強化するべき。


に対する僕の反論まとめ。
ツイッターだとなんか落ち着かないのでブログに整理。
(リプライの内容をそのまま引用しているわけではなく、ブログの体裁に合わせて書き直しています)


前半の「違法DLより違法UPを取り締まるべきだ」という部分は賛成。
ただし両者を比較するなら、という次元の話で。
違法UPですら取り締まれないのに違法DLを罰則化してどうすんの。
問題は後半だが、僕はモラルよりもインフラレベルで問題解決に当たるべきと考える。
よくいわれるように、公式で無料配信して広告収入を得る、といったビジネスモデルなど。

まず、モラリズムには現実的に限界があるという点。
核にしても(米国の)銃にしても「今さら所持をやめろ」といわれてもまず無理な話だ。
禁酒法といった事例にもあるとおり、激しい反撥が予想される。

次に、実現できたとして望みの効果が得られるかという点。
核廃絶なら戦争回避、銃規制なら治安向上、とそれぞれ目的があってのことだろう。
だが、いずれも抑止力という側面もあり、それらの目的にとって必ずしも障害ではない。
むしろ貢献しているともいえる。
再び禁酒法を例に出せば、むしろ治安は悪化した。

また、モラリズムでは根本的な解決にならない。
たとえば自転車と歩行者の衝突を避けるため人混みの激しい道では「押しチャリ」をしよう、といった運動がある。
しかしこれでは自転車に乗る人は自転車に乗っている意味がなくなり、我慢しなければならい。
「誰もが快適に通行できる道路」の実現は叶わない。
この場合、根本的な解決は「自転車専用レーンをつくる」というインフラ整備しかない。


閑話休題。
違法DLに話を戻すと、まず「宣伝効果がある」「浮いたお金は別に落とす」といった側面もある。
これについては「盗っ人猛々しい」などと反論もあるが、オランダなんかの調査でデータは出てるらしい?(ごめん、各自ググって)
また、著作権法のそもそもの目的は「著作者へ正当な評価と報酬を」「知的文化の活性化」であり、「違法DLがなくなることでその目的は適うのか?」といった疑問がある。
たとえば殺人だと、「殺しよくない!」というモラル意識と目的は一致している。
一方、違法DLだと「違法DLよくない!」というモラル意識に対し、目的は「著作者へ正当な評価と報酬を」「知的文化の活性化」であり、必ずしも一致しない。
違法DLが一般的な犯罪(殺人・強盗・窃盗など)と異なるのはこの点だ。
違法DLで視聴機会が増えれば評価機会も増える。
視聴機会が増えればそれらからインスピレーションを受け、新たな著作者も生まれる。
そして文化の活性化に繋がる、といったこともあるだろう。

また、「違法DLよくない」では違法DLをしていたユーザー(といっていいのか)が我慢しなければならない。
だが、「公式無料配信による広告収入」といったインフラが整えば、著作者も収益を得られ、ユーザーも我慢する必要がないWIN-WINの関係が築くことができる。

もちろん、そういった新たなビジネスモデルを構築するのは難しいだろう。うまくいくともかぎらない。
しかし、従来のビジネスモデルが限界に来ているのはたしかだ。
その段階で違法DLの厳罰化やモラルの強化などしたところで延命処置にしかならない。
いや、それどころか余命を縮めてしまうかもしれない。
違法DLを罰則化したところで魔法のように違法DLがぱたりとなくなるわけじゃないし、違法DLがなくなったとして魔法のようにCDやDVDが売れ出すわけじゃない。
二回も奇跡を起こさないと望む効果が得られない。
そんな奇跡を望むくらいなら新しいビジネスモデルを模索した方が楽なのではないかと素人ながら考えるが、どうか?

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プロフィール
HN:
饗庭淵
性別:
男性
自己紹介:
読みは「あえばふち」だよ!
SFが好きです。
公開中のゲーム作品
ロリ巨乳の里にて
パイズリセックスRPG。

幽獄の14日間
リソース管理型脱出RPG。

カリスは影差す迷宮で
仲間を弱らせて殺す遺跡探索RPG。

黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない
探索ホラー風セクハラゲーム。

英雄候補者たち
特に変哲のない短編RPG。

Merry X'mas you, for your closed world, and you...
メタメタフィクションノベルゲーム。

公開中の小説作品
創死者の潰えた夢
世界を支配するはずだった黒幕の野望は、隕石によって粉砕された。

或る魔王軍の遍歴
「主人公補正」によって哀れにも敗れていくすべての悪役に捧ぐ。

ドアによる未来
「どこでもドア」はいかに世界に影響を及ぼし、人類になにをもたらすのか。

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