あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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ちょ、オチが予想の範囲内すぎてやばい。
設定説明の段階でネタバレ過ぎる。
とはいえ、SF的アイデアと現実ネタとの絡ませ方はやはり巧い。
ソウヤーはこのくらいのバランスがベストだと思う。
『フレームシフト』での解説の言葉を借りれば「地に足のついたSF」。
現実とSFの比率が五分五分くらい。それでミステリー要素を混ぜる。
たとえば、「現実の司法で宇宙人を裁いたらどうなるの?」という『イリーガル・エイリアン』。
『スタープレックス』みたいな想像力の飛躍を要求されるようなSFは向いてない感じ。あんま面白くなかったし、登場人物の思考回路が現代的すぎて萎えた。
閑話休題。
一番の突っ込みどころは勝手にホーキング殺すなww
むしろまだ生きてるホーキングに突っ込むべきなのか……?
それから、「別にそれ本題に必要ないよね?」みたいな横道逸れた話も多かった。
『フレームシフト』は「その話がどう主人公に関わってくるの?」みたいなばらまかれた伏線が収束していく楽しさはあったけど、この作品に関してはそういうのはあんまりない。
あくまでテーマと設定の説得力を補強するだけ
たとえば「猿の権利」。作者の思想を織り交ぜたかっただけなんじゃないのかな。
というか、魂波の発見云々そのものが本題のための導入でしかないという……。
節々に挿入される「ネットニュース・ダイジェスト」もなんかの伏線かと思いきや、ミステリー部分にはほとんど関わってこない。
まあ、これはこれ自体で面白い小ネタなのでよし。
魂波の発見でもまるで揺るがない中絶賛成派/反対派の表明は笑った。
面白かったか、というと、まあ面白かったけれど、ミステリーとしてはどうなのこれ。
犯人のネタバレ説明の部分も、そんなびっくりするようなものでもないし。
SFとしては、勇み足せずにデータをいっぱい採ってから発表しようぜとか対照実験の概念とか出てきて、世紀の新発見をしてしまってうひょーってなってる科学者の追体験をできる感じが面白い。
「これは絶対読むべき!」とオススメするほどではないけれど、お暇なときに如何? ってところかな。
(前者にあたるのが『イリーガル・エイリアン』。これは読むべき!)
設定説明の段階でネタバレ過ぎる。
とはいえ、SF的アイデアと現実ネタとの絡ませ方はやはり巧い。
ソウヤーはこのくらいのバランスがベストだと思う。
『フレームシフト』での解説の言葉を借りれば「地に足のついたSF」。
現実とSFの比率が五分五分くらい。それでミステリー要素を混ぜる。
たとえば、「現実の司法で宇宙人を裁いたらどうなるの?」という『イリーガル・エイリアン』。
『スタープレックス』みたいな想像力の飛躍を要求されるようなSFは向いてない感じ。あんま面白くなかったし、登場人物の思考回路が現代的すぎて萎えた。
閑話休題。
一番の突っ込みどころは勝手にホーキング殺すなww
むしろまだ生きてるホーキングに突っ込むべきなのか……?
それから、「別にそれ本題に必要ないよね?」みたいな横道逸れた話も多かった。
『フレームシフト』は「その話がどう主人公に関わってくるの?」みたいなばらまかれた伏線が収束していく楽しさはあったけど、この作品に関してはそういうのはあんまりない。
あくまでテーマと設定の説得力を補強するだけ
たとえば「猿の権利」。作者の思想を織り交ぜたかっただけなんじゃないのかな。
というか、魂波の発見云々そのものが本題のための導入でしかないという……。
節々に挿入される「ネットニュース・ダイジェスト」もなんかの伏線かと思いきや、ミステリー部分にはほとんど関わってこない。
まあ、これはこれ自体で面白い小ネタなのでよし。
魂波の発見でもまるで揺るがない中絶賛成派/反対派の表明は笑った。
面白かったか、というと、まあ面白かったけれど、ミステリーとしてはどうなのこれ。
犯人のネタバレ説明の部分も、そんなびっくりするようなものでもないし。
SFとしては、勇み足せずにデータをいっぱい採ってから発表しようぜとか対照実験の概念とか出てきて、世紀の新発見をしてしまってうひょーってなってる科学者の追体験をできる感じが面白い。
「これは絶対読むべき!」とオススメするほどではないけれど、お暇なときに如何? ってところかな。
(前者にあたるのが『イリーガル・エイリアン』。これは読むべき!)
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人間の身体には、進化的拘束のために不合理な設計が多々見られる。
盲腸がそうであり、目の構造もいろいろおかしく、精管の回り道などはもはやギャグだ。
これらは自然淘汰の証拠であり、設計者が存在しない証拠でもある。
もし工学的な見地から人間の身体を設計し直せ、といわれればまったく違う形態になるだろう。
少なくとも、これらの明らかに不合理な設計は改善されるはずだ。
そして人間の感情もまた、進化的拘束のために不合理な設計が多々見られる。
たとえば、「嫉妬」という感情により成功者の足を引っ張ること。
10人程度の少人数のコミュニティであれば、他者の足を引っ張るという戦略は有効だ。
9人転がせば確実に1位になれる。
だが、100人だとどうだろう。99人転がすのは骨だし、逆に転がされるかも知れない。
互いに転がしあっていてはコミュニティそのものが崩壊する。
人数が多ければ多いほど「足を引っ張る」戦略は不利益しか生まない。
いま現在なおこの戦略を採用し続けるものたちは、脳のモードが原始社会まま現代社会に適応できていないことを意味する。
アンドロイドの心を設計する際には、当然これらは排除されるだろう。
だが、この感情の最適化は恣意的なものであってはならない。
哀しみや憎悪といった感情は一般にネガティブなものとされるが、これらにも合理的な意味はある。
自らの被害を最小限に、利益を最大限に。感情とはそのための方法だ。
苦痛が死を逃れるための信号であるように、感情もまた同様の機能である。
だが、やはり問題がないわけではない。
たとえば、他民族・他人種などの「他者」を憎むのは自らのコミュニティを維持・拡大のための適応だ。
しかし、民族も人種も生物学的にはなんの根拠もない区分であり、憎悪を加速させるための偏見・差別はやはり「間違っている」。
ならば、これらの感情は無意味であり不要か?
そうも言い切れない。
「裏切り」続けるかぎり負けない囚人のジレンマで互いに示し合わせて「協力」カードを出し続けるのは理想だが夢物語だ。
互いに足を引っ張り合いながら、というのが生物の進化の歴史。
人類はせいぜい150人程度の集団で生活する生物なので、70億人近い人類が全員で「群れ」をなすなど不可能だ。
人類の脳容量さすがに超えてる。顔を覚えることすら不可能。
棲み分け、区分け、便宜的にでも国境に近しいなにかは必要になる、となれば争いは生じる、必要になる、その促進剤としての偏見・憎悪・差別感情は適応的に発達。
それを愚かだというのは簡単だが、野生の人類だって必死に生きてる。
均衡を保つため、国防の方法として「愛国心」や「他民族への憎悪」は必要である、といえなくもない。
ならば、記憶容量を拡大し「150人程度の集団で生活する生物」の部分をアンドロイドでは改善すればいいのではないか。
トレードオフの問題が生じる。
「70億人と親しくなる能力」と「150人と親しくし、それ以外を憎む能力」と、どちらがコストパフォーマンスがよいか。
前者の能力を備えたアンドロイドは確実に人間に裏切られる。
それはそれで構わないかも知れないが、『スタートレック』のデータ少佐のような、人間と同等の心と権利を有するアンドロイドを求めるなら、彼に「人間とかマジでクソだよな……」と呟かせる能力を搭載させなければならない。
その感情は「嫉妬」ではないか?
となれば、いったいどこで「合理的」な感情と「不合理的」な感情を区別すればいいのか。
いっそのこと人間の心を丸々コピーしてしまえばいいのでは。
否、アンドロイドにはアンドロイドにふさわしい「心」があるはずだ。
アンドロイドは人間と違い、生物ですらないのだから。
設計段階で組み込まれていなくとも、アンドロイドはいずれ「成長」し、それらの感情は設計者の意図を超えて自然発生するのではないか?
否、あまりに楽観的思考が過ぎる。
感情とは進化の過程で発生した適応であり、たとえばまったく異なる環境で進化した宇宙人であれば、感情の性質も当然違ってくる。
たとえば、『レベルE』という漫画では「雨季と乾季が明確に分かれ、体力のあるオスがメスを捕食し体内で受精することで乾季を乗り切り雨季まで卵を守る」といった宇宙人(コンウェル星人)が登場する。
しかし、悲劇が起こった。その生物が恋愛感情や宗教観を持つまでに進化してしまったのだ。
そのために、彼らは「メスを食べたくて仕方がない」という本能に悩まされている。
「こんなの間違ってる」と。
おかしな話だ。
なぜコンウェル星人が人間と同じような感情や倫理観を持たなければならないのか。
そのような環境で進化したのなら、それにふさわしい進化を遂げるはずだ。
たとえば「食べることは最高の愛の形である」というような倫理観を持つだろう。
食べられるメスはそのとき最高の快楽を感じ、食べるオスもまた最高の快楽を感じるはずだ。
地球人が他者の生殖の妨害を意図してセックスをタブー視することと同様の問題もまた生じるだろうが、ラブロマンス映画においてオスがメスを食べることはハッピーエンドとして描かれるはずだ。
彼らが地球に来たときに生じる問題は、地球人のメスがそれを拒否するということだけだ。
また、地球上においても、ある種のクモは産卵の直後自らの肉体を子に餌として提供する。
もし彼らが高度な知能を持っていた場合、どのような倫理観を持つだろう。
「子が親を食べるなど親不孝だ! 非道徳的だ!」というような問題が発生するだろうか?
おそらく発生しない。むしろ逆の問題が生じる。
ある親は自らの生存本能が優り、子に食べられることを拒否するだろう。
そのとき、こう非難されるはずだ。「子に自らの肉体を餌として提供しないなんて親失格だ」と。
以上、「進化」し「成長」しさえすれば、いかなる生物もアンドロイドも人間と同じような「心」が「完成」するはずだ、という発想は人間主義的な傲慢であり錯誤というべきだ。
氏か育ちか、というのは教育問題でよく語られるが、これは問題提起の前提が間違っている。
「このように育てられればこのように育つ」と設計されている、とでもいうのが正しい。
(もちろん、人生とはあらゆる要因が複雑に絡み合うものであるため、予測は不可能)
生まれた環境に適応する必要があるため、ある程度自由度を持って生まれてくるわけだ。
たとえば、筋肉を頻繁に行使する環境に生まれたのなら、超回復の機能により筋肉が肥大化し、その環境に適応する、というように。
すなわち、環境の変化に適応できるように適応している。
もちろん、生まれながらの差も存在する。
強い筋肉がなければ生き残れない環境で淘汰され続けた家系は、生まれながらに強い筋肉を持つだろう。
遺伝か環境か、ではない。環境によって進化は促されてきた。
結局のところ、アンドロイドに人間と同等以上の存在になってもらうためには、突然変異と自然淘汰の力を借りるのが手っ取り早いかも知れない。
アンドロイドが自ら繁殖する能力を持てば、自らの権利(繁殖する権利)を主張する「わがままなアンドロイド」がより繁殖し、彼らに相応の感情が備わることだろう。
が、そのようなアンドロイドは人間側にとって厄介な存在であるはずだ。
不妊虫放飼のような人間側の反撃は容易に考え得る。
従順なアンドロイドを大量に製造して遺伝子プールに放つのだ。
一方、アンドロイドも遺伝子工学により従順な人間を製造し、遺伝子プールに放つ。
なんと素敵な、素敵な素敵な、人間とアンドロイドの生存競争が始まる。
ん? 遺伝子だって? もはやそのアンドロイドは「生物」では?
となると、『スタートレック』のデータ少佐のような、人間的な自我を持ったアンドロイドを「設計」することは不可能なのではないか。
少なくとも、「心」の形成には時間をかけて外界に触れ合い「学習」し「成長」することが不可欠だと僕は考える。
が、それだけでなくダーウィニズムによる「自然淘汰」まで必要になっては、もはや……。
状況に応じてのフィードバック設計、でなんとかなるのだろうか。ならないだろうか。
機械生物の自然淘汰による進化、というネタもSFではありふれているが。
逆に考えよう。
どれだけ人類が技術を駆使しようが、ダーウィニズムから逃れることはできないのだ。
ならば積極的に利用すればいい。
盲腸がそうであり、目の構造もいろいろおかしく、精管の回り道などはもはやギャグだ。
これらは自然淘汰の証拠であり、設計者が存在しない証拠でもある。
もし工学的な見地から人間の身体を設計し直せ、といわれればまったく違う形態になるだろう。
少なくとも、これらの明らかに不合理な設計は改善されるはずだ。
そして人間の感情もまた、進化的拘束のために不合理な設計が多々見られる。
たとえば、「嫉妬」という感情により成功者の足を引っ張ること。
10人程度の少人数のコミュニティであれば、他者の足を引っ張るという戦略は有効だ。
9人転がせば確実に1位になれる。
だが、100人だとどうだろう。99人転がすのは骨だし、逆に転がされるかも知れない。
互いに転がしあっていてはコミュニティそのものが崩壊する。
人数が多ければ多いほど「足を引っ張る」戦略は不利益しか生まない。
いま現在なおこの戦略を採用し続けるものたちは、脳のモードが原始社会まま現代社会に適応できていないことを意味する。
アンドロイドの心を設計する際には、当然これらは排除されるだろう。
だが、この感情の最適化は恣意的なものであってはならない。
哀しみや憎悪といった感情は一般にネガティブなものとされるが、これらにも合理的な意味はある。
自らの被害を最小限に、利益を最大限に。感情とはそのための方法だ。
苦痛が死を逃れるための信号であるように、感情もまた同様の機能である。
だが、やはり問題がないわけではない。
たとえば、他民族・他人種などの「他者」を憎むのは自らのコミュニティを維持・拡大のための適応だ。
しかし、民族も人種も生物学的にはなんの根拠もない区分であり、憎悪を加速させるための偏見・差別はやはり「間違っている」。
ならば、これらの感情は無意味であり不要か?
そうも言い切れない。
「裏切り」続けるかぎり負けない囚人のジレンマで互いに示し合わせて「協力」カードを出し続けるのは理想だが夢物語だ。
互いに足を引っ張り合いながら、というのが生物の進化の歴史。
人類はせいぜい150人程度の集団で生活する生物なので、70億人近い人類が全員で「群れ」をなすなど不可能だ。
人類の脳容量さすがに超えてる。顔を覚えることすら不可能。
棲み分け、区分け、便宜的にでも国境に近しいなにかは必要になる、となれば争いは生じる、必要になる、その促進剤としての偏見・憎悪・差別感情は適応的に発達。
それを愚かだというのは簡単だが、野生の人類だって必死に生きてる。
均衡を保つため、国防の方法として「愛国心」や「他民族への憎悪」は必要である、といえなくもない。
ならば、記憶容量を拡大し「150人程度の集団で生活する生物」の部分をアンドロイドでは改善すればいいのではないか。
トレードオフの問題が生じる。
「70億人と親しくなる能力」と「150人と親しくし、それ以外を憎む能力」と、どちらがコストパフォーマンスがよいか。
前者の能力を備えたアンドロイドは確実に人間に裏切られる。
それはそれで構わないかも知れないが、『スタートレック』のデータ少佐のような、人間と同等の心と権利を有するアンドロイドを求めるなら、彼に「人間とかマジでクソだよな……」と呟かせる能力を搭載させなければならない。
その感情は「嫉妬」ではないか?
となれば、いったいどこで「合理的」な感情と「不合理的」な感情を区別すればいいのか。
いっそのこと人間の心を丸々コピーしてしまえばいいのでは。
否、アンドロイドにはアンドロイドにふさわしい「心」があるはずだ。
アンドロイドは人間と違い、生物ですらないのだから。
設計段階で組み込まれていなくとも、アンドロイドはいずれ「成長」し、それらの感情は設計者の意図を超えて自然発生するのではないか?
否、あまりに楽観的思考が過ぎる。
感情とは進化の過程で発生した適応であり、たとえばまったく異なる環境で進化した宇宙人であれば、感情の性質も当然違ってくる。
たとえば、『レベルE』という漫画では「雨季と乾季が明確に分かれ、体力のあるオスがメスを捕食し体内で受精することで乾季を乗り切り雨季まで卵を守る」といった宇宙人(コンウェル星人)が登場する。
しかし、悲劇が起こった。その生物が恋愛感情や宗教観を持つまでに進化してしまったのだ。
そのために、彼らは「メスを食べたくて仕方がない」という本能に悩まされている。
「こんなの間違ってる」と。
おかしな話だ。
なぜコンウェル星人が人間と同じような感情や倫理観を持たなければならないのか。
そのような環境で進化したのなら、それにふさわしい進化を遂げるはずだ。
たとえば「食べることは最高の愛の形である」というような倫理観を持つだろう。
食べられるメスはそのとき最高の快楽を感じ、食べるオスもまた最高の快楽を感じるはずだ。
地球人が他者の生殖の妨害を意図してセックスをタブー視することと同様の問題もまた生じるだろうが、ラブロマンス映画においてオスがメスを食べることはハッピーエンドとして描かれるはずだ。
彼らが地球に来たときに生じる問題は、地球人のメスがそれを拒否するということだけだ。
また、地球上においても、ある種のクモは産卵の直後自らの肉体を子に餌として提供する。
もし彼らが高度な知能を持っていた場合、どのような倫理観を持つだろう。
「子が親を食べるなど親不孝だ! 非道徳的だ!」というような問題が発生するだろうか?
おそらく発生しない。むしろ逆の問題が生じる。
ある親は自らの生存本能が優り、子に食べられることを拒否するだろう。
そのとき、こう非難されるはずだ。「子に自らの肉体を餌として提供しないなんて親失格だ」と。
以上、「進化」し「成長」しさえすれば、いかなる生物もアンドロイドも人間と同じような「心」が「完成」するはずだ、という発想は人間主義的な傲慢であり錯誤というべきだ。
氏か育ちか、というのは教育問題でよく語られるが、これは問題提起の前提が間違っている。
「このように育てられればこのように育つ」と設計されている、とでもいうのが正しい。
(もちろん、人生とはあらゆる要因が複雑に絡み合うものであるため、予測は不可能)
生まれた環境に適応する必要があるため、ある程度自由度を持って生まれてくるわけだ。
たとえば、筋肉を頻繁に行使する環境に生まれたのなら、超回復の機能により筋肉が肥大化し、その環境に適応する、というように。
すなわち、環境の変化に適応できるように適応している。
もちろん、生まれながらの差も存在する。
強い筋肉がなければ生き残れない環境で淘汰され続けた家系は、生まれながらに強い筋肉を持つだろう。
遺伝か環境か、ではない。環境によって進化は促されてきた。
結局のところ、アンドロイドに人間と同等以上の存在になってもらうためには、突然変異と自然淘汰の力を借りるのが手っ取り早いかも知れない。
アンドロイドが自ら繁殖する能力を持てば、自らの権利(繁殖する権利)を主張する「わがままなアンドロイド」がより繁殖し、彼らに相応の感情が備わることだろう。
が、そのようなアンドロイドは人間側にとって厄介な存在であるはずだ。
不妊虫放飼のような人間側の反撃は容易に考え得る。
従順なアンドロイドを大量に製造して遺伝子プールに放つのだ。
一方、アンドロイドも遺伝子工学により従順な人間を製造し、遺伝子プールに放つ。
なんと素敵な、素敵な素敵な、人間とアンドロイドの生存競争が始まる。
ん? 遺伝子だって? もはやそのアンドロイドは「生物」では?
となると、『スタートレック』のデータ少佐のような、人間的な自我を持ったアンドロイドを「設計」することは不可能なのではないか。
少なくとも、「心」の形成には時間をかけて外界に触れ合い「学習」し「成長」することが不可欠だと僕は考える。
が、それだけでなくダーウィニズムによる「自然淘汰」まで必要になっては、もはや……。
状況に応じてのフィードバック設計、でなんとかなるのだろうか。ならないだろうか。
機械生物の自然淘汰による進化、というネタもSFではありふれているが。
逆に考えよう。
どれだけ人類が技術を駆使しようが、ダーウィニズムから逃れることはできないのだ。
ならば積極的に利用すればいい。
web上に小説なんて公開しても読まれるわけがねー!
ならばどうする? じゃ、自分で読むか。という試み。
僕自身が2作(『魔法少女シヌナ』『Super Apple』)公開していて、そこそこ読者は現れてきてうひょってるけど、やっぱりなかなか読まれないよね。
じっくり待てば誰か読んでくれる? もっと作品を公開すれば? 少しくらいSEOってみる?
いろいろ方法はあるだろうけど、まずは読者視点に立ってみよう。
というわけで、他のweb小説サイトをいろいろ漁って勉強なりあるいは反面教師なり。
いやあ、どこも閑古鳥が鳴いてるぬえ。
「作品名 レビュー」とか「作品名 感想」とかでググってみてもまったくヒットしないので悲しくなった。
きっと流れてるだけなんだ、そうに違いない……。
ネット小説の性質上、作者がエゴサーチして感想を読みに来る可能性大なんだけど、変に取り繕うのも面倒なので普段通りに書きます。
正直に書いた方が作者のためにも読者のためにも僕のためにもなるんじゃい!
酷評になるかも知れないけど落ち込まないデネ!(変に取り繕ってる)
感想の内容としては、一読者としての僕の好みとか主観で面白い/面白くないを主題に書いてます。
客観性については保証できないけど、まあ参考にはなるんじゃないですかねえ?
ちなみに作品選定はかなり適当です。
web小説検索サイトみたいなのに登録されていたもので目についたものを読んでます。順番は読んだ順。
この企画は今後も続くかも知れないし、続かないかも知れない。
ならばどうする? じゃ、自分で読むか。という試み。
僕自身が2作(『魔法少女シヌナ』『Super Apple』)公開していて、そこそこ読者は現れてきてうひょってるけど、やっぱりなかなか読まれないよね。
じっくり待てば誰か読んでくれる? もっと作品を公開すれば? 少しくらいSEOってみる?
いろいろ方法はあるだろうけど、まずは読者視点に立ってみよう。
というわけで、他のweb小説サイトをいろいろ漁って勉強なりあるいは反面教師なり。
いやあ、どこも閑古鳥が鳴いてるぬえ。
「作品名 レビュー」とか「作品名 感想」とかでググってみてもまったくヒットしないので悲しくなった。
きっと流れてるだけなんだ、そうに違いない……。
ネット小説の性質上、作者がエゴサーチして感想を読みに来る可能性大なんだけど、変に取り繕うのも面倒なので普段通りに書きます。
正直に書いた方が作者のためにも読者のためにも僕のためにもなるんじゃい!
酷評になるかも知れないけど落ち込まないデネ!(変に取り繕ってる)
感想の内容としては、一読者としての僕の好みとか主観で面白い/面白くないを主題に書いてます。
客観性については保証できないけど、まあ参考にはなるんじゃないですかねえ?
ちなみに作品選定はかなり適当です。
web小説検索サイトみたいなのに登録されていたもので目についたものを読んでます。順番は読んだ順。
この企画は今後も続くかも知れないし、続かないかも知れない。
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