あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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父の死からすでに3年近くが経とうとしている。
フィクションで描写されるほど衝撃的な事件というわけではなかったが、父は幾度となく夢に登場した。
なんだかんだと、数十年以上の付き合いだ。
無意識に及ぼした影響は大きかったということだろう。
目覚めと共に涙したことも多い。
瞬間的な衝撃よりも後に尾を引く。
というわけでその夢の変遷を辿る。
「普通に生きてる」
ショッピングモールに買い物に行く。
起きると死んだことを思い出し、泣く。
「死ぬけど生き返る」
なんらかの事情で生き返る。あるいは実は死んでない。
起きると生き返らないことを思い出し、泣く。
「生き返るけど知能低下などの機能不全」
これは入院中の姿を見たためか。
感情が不安定だったり幼児退行していたりする。
なんらかの代償さえ払えば生き返るものと勝手に思い込んでいる。
「死人の幻覚に悩まされる」
死んだはずなのに、普通にそこにいて、会話できる。
自分に彼は死んだはずだと必死に言い聞かせる、夢。
「普通に死ぬ」
最近になってようやく一度だけ見ることができた。
無意識はついに彼の死を認めた。
だけどそのあと、また普通に生きてる夢を見たけれど。
目覚めと共に涙することはなくなったか。
猿は「死」という概念を持たない、母猿は死んだ子猿を腐って臭うまで抱え続ける、というような話を聞くが、人間も大して「死」というものを理解していないように思う。
だから葬式などという無意味な儀式を行う。「葬式」と「死」には一切の因果関係はない。
近親者の感情の錯乱につけ込んだビジネスに過ぎない。
この若さで、父という最も身近な人間の一人が死んだのだから、僕はその経験を活かそうと思う。
親しいものに死に対しては哀しむ以外に許されない、という偏見を正していきたい。
人間の感情はそれほど単純なものじゃない。
涙とはストレスに対する防衛反応に過ぎない。
正直なところ、彼が死んだと聞いて僕はワクワクしたのだ。
フィクションで描写されるほど衝撃的な事件というわけではなかったが、父は幾度となく夢に登場した。
なんだかんだと、数十年以上の付き合いだ。
無意識に及ぼした影響は大きかったということだろう。
目覚めと共に涙したことも多い。
瞬間的な衝撃よりも後に尾を引く。
というわけでその夢の変遷を辿る。
「普通に生きてる」
ショッピングモールに買い物に行く。
起きると死んだことを思い出し、泣く。
「死ぬけど生き返る」
なんらかの事情で生き返る。あるいは実は死んでない。
起きると生き返らないことを思い出し、泣く。
「生き返るけど知能低下などの機能不全」
これは入院中の姿を見たためか。
感情が不安定だったり幼児退行していたりする。
なんらかの代償さえ払えば生き返るものと勝手に思い込んでいる。
「死人の幻覚に悩まされる」
死んだはずなのに、普通にそこにいて、会話できる。
自分に彼は死んだはずだと必死に言い聞かせる、夢。
「普通に死ぬ」
最近になってようやく一度だけ見ることができた。
無意識はついに彼の死を認めた。
だけどそのあと、また普通に生きてる夢を見たけれど。
目覚めと共に涙することはなくなったか。
猿は「死」という概念を持たない、母猿は死んだ子猿を腐って臭うまで抱え続ける、というような話を聞くが、人間も大して「死」というものを理解していないように思う。
だから葬式などという無意味な儀式を行う。「葬式」と「死」には一切の因果関係はない。
近親者の感情の錯乱につけ込んだビジネスに過ぎない。
この若さで、父という最も身近な人間の一人が死んだのだから、僕はその経験を活かそうと思う。
親しいものに死に対しては哀しむ以外に許されない、という偏見を正していきたい。
人間の感情はそれほど単純なものじゃない。
涙とはストレスに対する防衛反応に過ぎない。
正直なところ、彼が死んだと聞いて僕はワクワクしたのだ。
西尾維新の他の作品は読んだことがないので、彼自身について言及しないが、この作品に関していえば描写不足が非常に気になる。
はじめはただつまらないだけの漫画だったが、最近はようやくなにがしたいのかがわかってきた。
しかし、かといって面白いわけでもない。
この作品はその説明に終始するだけで、圧倒的に描写が足りないからだ。
漫画ではなく筋書きを読まされている気分になる。
「こういう展開を思いついたよ」「こういう設定ってどうかな」という説明ばかりが目につく。
思いつき自体はそれほど悪くないのが残念なのだ。
たとえば、この作品には「異常」「特例」「通常」という概念が登場する。
最初にこの概念が説明された回(22箱)での印象は、多くの漫画でありがちなように「異常>>(越えられない壁)>>特例>通常」といったものだった。
だが、すぐにこの先入見は壊される(24箱)。
はじめは「異常>特例」を前提とした番狂わせかと思ったが、それ以降も「異常」は次々と「通常」や「特例」に敗れていく。
戦闘前にはお約束の「異常すげー」と前振りしながら、戦ってみると大してすごくなく、結果としてガッカリする。
事前に「戦闘向きではない」とご丁寧に説明するものもいる(34箱、47箱)。
読者から強いと誤解されがちな、しかし実際には強くない敵を「戦闘向きではない」などと説明するのは、敗北フラグというより敗北という結果を読者に納得してもらうための布石だ。※
結果が見えているのでハラハラドキドキは期待すべくもない。
これらの展開に読者は驚いたのではなく、ただ当惑した。
説明がなされば普通はその描写が期待される。
だが、「異常すげー!」という期待された描写はなされず、ガッカリな展開が続いた。
「異常」だからといって「特例」より強いとは限らず、それどころか「通常」より強いとも限らない。
そのことを示すために、おそらくは意図的になされた展開なのだろう。
が、結局は説明に説明を重ねているだけに過ぎない。
ゆえにどうにも腑に落ちない。
で、最新話(54話)の話。
都城王土が当初の印象からどんどん格を落とし、挙げ句の果てに「異常性に振り回されていただけ」という展開は予想もしていたし、納得もできたが、これも「異常性に振り回されてました」と説明しているにすぎない。
「異常性に振り回されていた」というなら、彼自身はそのことに気づかない・認めたがらないというのがリアルだろう。
現在がその状態であるのかも知れないが、象徴的な回想エピソードによってそれは「説明」されてしまっている。
それがなんとももったいない。
傲岸不遜に振る舞う彼を、「もしかしてこいつ能力に振り回されているだけなんじゃね?」と思いながら読んでいるうちのが面白かった。
いつかはそのことを明かさなければならないが、せめてもっと間接的な方法もあったはずだ。
異常性を制御できていた13人として宗像形がいた。
他の13人は制御できないことなどが示された。
本人の意志とは無関係に異常が発動するケースなどもあった。
めだかの洗脳によって「異常」に人格を奪われるエピソードも描かれた。
伏線は十分に張られている。これらをもっと巧く利用できなかったのか?
自由意志や人格形成がテーマの一つになっているようだが、「異常性に振り回されている」かどうかなど本来は客観的に示せるものではないはずだ。
洗脳にしても、そう簡単に解けるものでもないし、解けるにしても文字通り目の色が変わるといったわかりやすいポイントはない。
それを記号的・明示的に描いてしまうのは、やはりもったいない。
科学的な部分での突っ込みはもう野暮だとわかったから、テーマとして設定した内容くらいはリアルさを追求してもらいたいところ。
うまく描写できれば面白くなりそうな素材を説明によって台無しにしてしまうのはこの作品に限ったことではない。
本来は目に見えない概念を大胆に視覚的に表現する面白さを持った漫画もあるが、この漫画にはそれすらもない。
おそらく、こういった評価を受けることも作者は自覚している。
そして、評価を悩ませるために予防線を張りまくっている。
そのせいでいちいち何度も読み返させられた。
マジレスしたら負け、なにをいっても「わざとです^^」と返されそうな感がある。
「面白さ」よりも、彼はそういった形でのエンターテイメントを提供しているのだろう。
漫画という媒体で漫画的でない作品を描くことで読者を挑発しているかのようだ。
こんなふうに長々と感想を書いてしまったり、なんだかんだ気になる作品ではあるからね。
ハッキリ言って、『めだかボックス』は面白くない。だが、エンターテイメントとしては成立している。
西尾維新ってたぶんそういう作家なんだと思う。他の作品は知らないし、興味もないけど。
※『ひぐらしの鳴く頃に』
少なくとも2回は「戦闘向きでない」と説明し、強引に勝敗結果を納得させようとしていた失敗例。
はじめはただつまらないだけの漫画だったが、最近はようやくなにがしたいのかがわかってきた。
しかし、かといって面白いわけでもない。
この作品はその説明に終始するだけで、圧倒的に描写が足りないからだ。
漫画ではなく筋書きを読まされている気分になる。
「こういう展開を思いついたよ」「こういう設定ってどうかな」という説明ばかりが目につく。
思いつき自体はそれほど悪くないのが残念なのだ。
たとえば、この作品には「異常」「特例」「通常」という概念が登場する。
最初にこの概念が説明された回(22箱)での印象は、多くの漫画でありがちなように「異常>>(越えられない壁)>>特例>通常」といったものだった。
だが、すぐにこの先入見は壊される(24箱)。
はじめは「異常>特例」を前提とした番狂わせかと思ったが、それ以降も「異常」は次々と「通常」や「特例」に敗れていく。
戦闘前にはお約束の「異常すげー」と前振りしながら、戦ってみると大してすごくなく、結果としてガッカリする。
事前に「戦闘向きではない」とご丁寧に説明するものもいる(34箱、47箱)。
読者から強いと誤解されがちな、しかし実際には強くない敵を「戦闘向きではない」などと説明するのは、敗北フラグというより敗北という結果を読者に納得してもらうための布石だ。※
結果が見えているのでハラハラドキドキは期待すべくもない。
これらの展開に読者は驚いたのではなく、ただ当惑した。
説明がなされば普通はその描写が期待される。
だが、「異常すげー!」という期待された描写はなされず、ガッカリな展開が続いた。
「異常」だからといって「特例」より強いとは限らず、それどころか「通常」より強いとも限らない。
そのことを示すために、おそらくは意図的になされた展開なのだろう。
が、結局は説明に説明を重ねているだけに過ぎない。
ゆえにどうにも腑に落ちない。
で、最新話(54話)の話。
都城王土が当初の印象からどんどん格を落とし、挙げ句の果てに「異常性に振り回されていただけ」という展開は予想もしていたし、納得もできたが、これも「異常性に振り回されてました」と説明しているにすぎない。
「異常性に振り回されていた」というなら、彼自身はそのことに気づかない・認めたがらないというのがリアルだろう。
現在がその状態であるのかも知れないが、象徴的な回想エピソードによってそれは「説明」されてしまっている。
それがなんとももったいない。
傲岸不遜に振る舞う彼を、「もしかしてこいつ能力に振り回されているだけなんじゃね?」と思いながら読んでいるうちのが面白かった。
いつかはそのことを明かさなければならないが、せめてもっと間接的な方法もあったはずだ。
異常性を制御できていた13人として宗像形がいた。
他の13人は制御できないことなどが示された。
本人の意志とは無関係に異常が発動するケースなどもあった。
めだかの洗脳によって「異常」に人格を奪われるエピソードも描かれた。
伏線は十分に張られている。これらをもっと巧く利用できなかったのか?
自由意志や人格形成がテーマの一つになっているようだが、「異常性に振り回されている」かどうかなど本来は客観的に示せるものではないはずだ。
洗脳にしても、そう簡単に解けるものでもないし、解けるにしても文字通り目の色が変わるといったわかりやすいポイントはない。
それを記号的・明示的に描いてしまうのは、やはりもったいない。
科学的な部分での突っ込みはもう野暮だとわかったから、テーマとして設定した内容くらいはリアルさを追求してもらいたいところ。
うまく描写できれば面白くなりそうな素材を説明によって台無しにしてしまうのはこの作品に限ったことではない。
本来は目に見えない概念を大胆に視覚的に表現する面白さを持った漫画もあるが、この漫画にはそれすらもない。
おそらく、こういった評価を受けることも作者は自覚している。
そして、評価を悩ませるために予防線を張りまくっている。
そのせいでいちいち何度も読み返させられた。
マジレスしたら負け、なにをいっても「わざとです^^」と返されそうな感がある。
「面白さ」よりも、彼はそういった形でのエンターテイメントを提供しているのだろう。
漫画という媒体で漫画的でない作品を描くことで読者を挑発しているかのようだ。
こんなふうに長々と感想を書いてしまったり、なんだかんだ気になる作品ではあるからね。
ハッキリ言って、『めだかボックス』は面白くない。だが、エンターテイメントとしては成立している。
西尾維新ってたぶんそういう作家なんだと思う。他の作品は知らないし、興味もないけど。
※『ひぐらしの鳴く頃に』
少なくとも2回は「戦闘向きでない」と説明し、強引に勝敗結果を納得させようとしていた失敗例。
この絵なんですが、先日、上の配色でpixivにうpったのです。
何度も見てるうちに「背景、もう少し赤系の方がよかったなあ」という後悔の念が湧き上がりました。
もともと紫がちょっときたないという思いはあったのです。
背景の色についてはいろいろ悩んでいました。最初はショッキングピンクでした。
でも、深夜(5時くらい)なので誰も見てないだろう、試しにうpってやっぱり気になったら削除しようみたいな軽い気持ちでうpったら、ブックマークされちゃったので取り返しのつかない事態に。
閲覧数一桁なら消せますけど、ブックマークされたら僕はもう消せません(´;ω;`)
プレミアムになっちゃえばいいの?ねえ?なっちゃえばいいの?
やはり、絵をうpるときは焦らず、冷静になり、頭を冷やして見直し、描き終わったと思ってから少なくとも8時間は熟成させるべきだと思いました。
配色以外にも、左手・左腕がなんかおかしいですしね。
そういう教訓のお話でした。
ちなみに赤っぽくしたver。
絵の解説としては、ニーソコキというマイナージャンルなんだそうです。
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