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割とどうでもいいお話をします。
こうしていろいろ描いていると自分の性嗜好に気づかされることがあります。
別にこの絵を描いて今さら気づいたというわけではないのですが、はじめから完全に自覚的だったわけではありません。
まずはいうまでもなくMですね。
ただ、Mであればなんでもござれというわけではなく、
「本来なら下の立場にあるものから責められる」シチュが好きみたいです。
妹だとか、ロリ巨乳だとか、後輩だとか、教え子だとか、メイドだとか、囚われの身だとか。
今回のは特にマニアックですね。極悪巨乳メイドの設定も大概ですが。
つまりは、姉だとか、女教師だとか、上官だとか、そもそもが上の立場にあるものから責められるシチュにはあまり興味がないらしいです。
たとえばおねショタだとか、ショタの方に感情移入するものだとしたら残念ながら(?)完全に範疇外です。
そして、こちらから奉仕する趣味はないということ。
男の方が一方的に気持ちよくなるだけで、女性側の快楽や喘ぎを求めない。
女性の眉がハの字になることは滅多にありません。稀に気まぐれで描く程度です。
平然か、あるいは嘲笑するような表情しかバリエーションがほとんどない悲劇。
さらには女性側に人格や内面を求めない。
ダッチワイフでいけるわけではないので「完全に」ではないですが。
人格性のなさという点では男の方も同じですね。
いわば登場人物に名前があるだけで萎え要素になってしまうという。
ゆえに既存作品のキャラクターに欲情する、みたいな心理はよくわからないんですね。
僕もたまに二次創作で描いてますが、ぶっちゃけると「有名作品の二次創作で描いたらどのくらい伸びるの?」という実験的な動機がメインです。
(もちろんメインというだけで別に無感情に描いてるわけではないですし例外もありますが)
「内面の見えない相手」「一方的な搾取」趣味については、SFでコミュニケーション不能の宇宙人に侵略されるシチュが好きなのに似ているかも知れません。
あとは当然「本番なし」「脱衣なし」でしょうか。
「全裸はまだ許せるにしても半脱ぎは許せない」みたいな派閥なのです。
特におっぱい丸出しになるような半脱ぎは最悪ですね。美しくない。
というわけで、おっぱいはよく描くくせに僕の絵で乳首をお目にかかれる機会はたいぶ少ないです。
輪チラはエロく美しいと思うのです。
本番も気まぐれやら実験動機で描くことはありますが、もはやなにが楽しいのか理解できません。
(リンク先のはちょっと例外で、ゲージというアイデアの導入でまあ楽しい)
そんなこんなでエロ文章はあんな感じになってしまうわけですよ。あんな感じに、ね……。
彼女は強大な力を持つ魔族だったが、先代当主の召喚者権限に従い御荻家への忠誠を余儀なくされた。
一つ、御荻家当主の命令には必ず服従する。
一つ、御荻家当主に対してはいかなる危害も認められない。
ただし、それらの制約は無窮の寿命と膨大な魔力を持つ彼女にとってひとときの戯れに過ぎなかった。
彼女は主人の命令には逆らえないが、主人がなにを欲するかは彼女の意のままである。
妖艶なる彼女を前に、男が望むことなど一つしかないのだ。
そもそもは彼女の召喚も、彼女が現世へ顕現するために先代を誘惑したことが始まりだった。
先代は彼女の魔性に魅入られ、一人息子の他はほとんどすべてを失いながらも彼女の召喚を成し遂げた。
そう、自らの命さえも。
彼女がメイドとして御荻家に仕えてから二週間、先代は早世。
なにもわからぬまま当主の座と重すぎる荷を背負わされた彼は、まだ学生である。
残された遺産。広大な屋敷にただ二人。
彼の子種は、彼女の蠱惑の肢体に日々無為に体外へ搾り取られ続けている。
彼の血が絶やされたなら、おそるべき魔族がこの世に解き放たれることになる。
ぶっちゃけると、元ネタは『侵されざる黒』のヘレナさんです。
元ネタというと若干誤解がありそうですので、あるいはインスピレーション元、あるいはパクリ元……とでも。
共通してる設定は「不死の存在で強大な魔力を持った悪意のある人外メイド」あたりでしょうか。
あとはせがわまさきの描く女性のまつげが怪しい雰囲気でエロいなーと思ってそのへんを意識。
で、過去キャラのデザインを引っ張ってきて再利用。
「御荻家」というネーミングはなにかの誤変換から。
「みおぎ」と読みます。
という経緯ですね。
要は単なる思いつきと衝動です。
それなりにお話を膨らませられそうな設定ではあります。
「変人キャラだからダメ」とか「常識的に考えておかしいからダメ」というのではなく、変人キャラとして洗練されていないように感じられ、僕としてはその点が問題であるように思う。
僕自身の単なる好みとかその程度の話に過ぎないものかもしれないが、と断りつつもその点について語っていく。
おにあい第一話を見てしまったせいで僕は心に深い傷を負ったのです。あまりにもつまらなすぎて。
上の記事はタイトルにもあるよう『さくら荘のペットな彼女』 がメインの記事だけど、この作品については開始10分くらいで(つまりヒロインが出てくる前に)心が折れて語るべきソースを持たないゆえノータッチで。
おにあいの妹でいえば、「兄が好きでたまらない」とか「それを誇りに思っている」とか、そういうキャラづけ自体は別にいいのです。
ただ、それに対して行動が伴っていない。
変人アピールを繰り返すに留まっている。
つまり、こいつは本当に兄と相思相愛の仲になろうという気があるのか。
だとするならば「変人である自分が兄にどう思われているか?」という点に無関心が過ぎる。
「ブラコンは個性です」などと語るが、そんなことで兄の心を動かせると本気で思っているのか。
「私は変人です。こういったおかしな思考に基づき行動しています」といちいち説明し、その説明以上に発展性がない。
主人公の突っ込みを前提とし、「頭のおかしなブラコン妹とそれに振り回される兄の図」という作品世界を形成する以上の効果がそこにあるようには思えない。
壁に向かって演説でもしてろよと思う。
お風呂が覗かれなかったので怒るなどは下の下ではないか。
怒って従わせるのではなくそれとなく誘惑するような手口の方がよほど理にかなっている。
とはいえ、このキャラの場合は兄の動機はともあれ「覗かれた」という結果があればそれで満足なんだろう、という程度の説得力はある。
逆にいえば、繰り返しになるが「兄が好きでたまらない」にも関わらず「兄の気持ちに無関心すぎる」。
僕自身の好みを語れば、たとえばお風呂を覗かれるものと思い込んで期待して待ち続けるも、いつまでも来ない。
「おかしいなー、タイミングを見計らっているのかなー?」
「もしかして私の勘違い……? よくよく考えてみればお兄ちゃんは初日から覗きなんて大胆なことをするような人でもなかったかな……いやいや、覗きくらい別に大胆でもなんでもないだろ常識的に考えて」
などとのぼせつつ葛藤。
「やばい倒れそう……あ、でも倒れれば結果として……?」とか考える。
そのまま倒れてもいいが、やはり思い直して普通にあがる。
ふらふらしながらそれとなく兄の思惑を確認しようとするが、勘違いっぽいことを察して「な、なんでもありません」と赤面しながら去っていく。
そういう奥ゆかしいブラコン妹の方が可愛いと思います(´・ω・`)
この方が変人性は強調されるし、主人公がヒロインの気持ちを察してあげられなくても鈍感などと罵られることもない。
むしろ共感の対象になるのではなかろうか。
変人キャラと一言にいっても多様だろうけど、たとえば僕としてはこちら側の常識が破壊されかねないような危機感がほしいのです。
「言ってることはおかしいんだけど思わず騙されそうな説得力がある」とか。
「頭おかしいと思われたくないために取り繕うけど頭おかしいから結局ぼろが出る」とか。
変人行動という結果からその思考を類推するほかない、といったキャラ。
他の作品でもままいえることだけれども、おにあいについていえばそういった描写がただの説明に留まっているがゆえにつまらないわけです。
第一話の尺のなかでヒロインの変人性を視聴者にきっちり説明するにはそうするほかない、といった事情はあるかもだけれど。
と、ここまで書いて気づいたが、単に傍若無人なのが問題なのかな、と。
むろん、傍若無人キャラも場合によってはありだろうとは思う。
ただ、おにあいの妹は「兄しか視界に入っていない」どころか「兄すら視界に入ってない」だろ……と。
黒脚乙女の戯れ
エロ小説を書いたんです。
足コキで搾り取るだけです。ただそれだけの内容です。
そもそものきっかけはといいますと。
わたくし描きたい絵のアイデアというものをいくつか溜め込んでおりまして。
先にキャプションに書く文章を思いつくことが多々あるわけですね。
たとえばこちらの作品、絵を見るためにいちいちスクロールしなければならないユーザーに不親切なキャプション量です。
進化生物学のウンチクまでついてきます。ソースはドーキンス『延長された表現型』です。
こんな感じで筆が乗りまして。
台詞ではなく地の文による表現を試していたのですが、これもこれでありだなあと気づき。
せっかくだからもっと本格的に小説として書いてみようかと思い至ったわけです。
というわけでさくさく昨晩書きました。ついでに表紙絵も描きました。
だいぶ語彙を搾り取られた心地です。疲れました。
エロ小説はまこと語彙不足が深刻ですね。
久しぶりにシソーラスが大活躍です。
生物学的な知識を適当に引き出しそれっぽく虚実織り交ぜ。
キャプションに比べれば量もそれなりに多く描写も丁寧になるので性嗜好の反映ぶりがより露骨です。
さて、書くには書けてしまったんですが、続きを書けといわれるとかなりきつい気がいたします。
もうエロ表現の在庫が残っていません!
ちなみにこの黒脚乙女さん、この絵の一番左にいる、顔を踏みつけている方です。
左:饗庭淵
右:よろぱ(許可を得た上で掲載)
こうして並べてみると色彩の差が顕著ですね。
饗庭淵はとにかく濃い。
ある友人から「濃すぎ」といわれ気にするようになったにも関わらず濃い。
とはいえ、これでも昔より濃さは抑えられている方です。彩度とか。
しかし「色の濃さ」とはなにも彩度だけの問題ではない。
単純にいえばあとは明度。白か黒か。
饗庭淵の絵には白がまったく見受けられませんね。
漫画の枠外まで黒で塗りつぶしています。
これは「画面全体黒い方がエロいんじゃね?」という発想に基づくので露骨に嗜好を反映してます。
あとはコントラストでしょうか。
僕は適当に塗ったあと色調補正でコントラストを15ほど上げることが多いです。
すると結構しっくり来ます。
淡く塗ろうという試みはどこへ……。
もはや中毒者のようにコントラストを上げます。
饗庭淵とよろぱ、それぞれの最新絵で地の色と最も濃い色のHSV差を比較してみましょう。
(地の色→最も濃い色)
よろぱ 【肌】 【服】
H31 →21(-10) H5 →7 (+2)
S18 →30(+12) S5 →11(+6)
V100 →83(-17) V95 →87(-8)
饗庭淵
H34 →26(-8) H42 →30(-12)
S26 →61(+35) S11 →45(+34)
V94 →71(-23) V93 →42(-51)
服に関しては文字通り桁違いです。
描こうとしている服の素材だとか、あるいは光源などにも影響はされるでしょうが、この差は歴然としてます。
もちろん濃いからといって悪いということもないでしょう。
ただ、「淡く描くこともできるがあえて濃く描くことを選ぶ」というのと、手癖で濃くなってしまうのでは違います。
僕の経験的な認識では、男性向け(あるいは男性の絵)は色彩が濃く、女性向け(あるいは女性の絵)は淡かったりします。
僕のは完全に男性向けですね。内容も男性向けエロなので特に問題はないですが。
一方、よろぱは女性受けもよいのではないかと推測します。
鑑賞者視点でいえば僕だってよろぱの絵は好きです。
「濃い方が好きすぎて淡いのは受け入れられないわー」ということはないです。
もしや「淡い色彩ファン ⊃ 濃い色彩ファン」なのでは……。
僕が「濃い色彩が好き」というのはあくまで「描き手として」という意味に過ぎないのです。
鑑賞者としてはどっちが好きかといわれるとよくわかんないですが。
あるいは「エロだと濃い方がいい」といった好みはあるかもです。
一方、全年齢向けの萌え系なんかだと淡い方がよかったり?
このあたり描き分けられるようになればきっと素敵なことでしょう。
パイズリセックスRPG。
『幽獄の14日間』
リソース管理型脱出RPG。
『カリスは影差す迷宮で』
仲間を弱らせて殺す遺跡探索RPG。
『黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない』
探索ホラー風セクハラゲーム。
『英雄候補者たち』
特に変哲のない短編RPG。
『Merry X'mas you, for your closed world, and you...』
メタメタフィクションノベルゲーム。
「主人公補正」によって哀れにも敗れていくすべての悪役に捧ぐ。
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「どこでもドア」はいかに世界に影響を及ぼし、人類になにをもたらすのか。




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