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あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
『ゼーガペイン』
writer:饗庭淵 2010-04-26(Mon) レビュー・感想・紹介 


全話観たよー。

・よかったところ
カミナギ、OPとEDの曲、EDへの入り方などの演出

・悪かったところ
戦闘シーン、ロボットである必然性が感じられない、敵が単純化されすぎてた

総評としては、名作というほどではないがそれなりの良作。
ステレオタイプからは脱し切れてない感じ。
中盤の盛り上がりは見事だが、終盤はだれる。
序盤は極端につまらないが、興味がある人はとりあえず6話までは観た方がいい。
とはいえ、積極的に「これは観るべき!」とオススメするほどの作品ではない。
ただし、OPやEDのボーカル曲は半端なくよいのでそれだけでも聴いてみるといいよ!

ところどころゾクソクするような演出があるぶん、いろいろ惜しかった作品だったと思う。
よって、悪かったところをメインに、どうすればもっとよくなるかを考える。
(という名目で自分の好みを語る)

以下、ネタバレ注意!


まず、ロボットものの多くに言えることだと思うけど、ロボットである必然性が感じられなかった。
別に戦闘機でいいんじゃね? なんで人型なの? っていう。
商業的な理由以外のなにかがあるのだろうか。
しかもこの作品は二人乗り。まさに複座の戦闘機がピッタリじゃない。
2,3機撃墜しただけで「エース」と呼ばれるようなシビアな戦闘が見たかった。

また、「全人類がすでに滅び肉体を失った世界」という設定はよいが、その原因が人間というのはさすがにないだろと思った。
しかもナーガというたった一人の天才科学者!
ナーガをキャラクターとして視覚化しなかったのはせめてもの妥協点だろう。
僕としては、てっきりガルズオルムは宇宙人かなにかだと思ってた。
全人類が一気に滅亡なんて宇宙人かなにかでも襲来しないかぎりありえねえからね。

よって、ガルズオルムは宇宙人かなにかにした方がいいと思う。
ただし、全人類をいきなり滅ぼすような宇宙人にガチバトルで勝てるはずがないので、あくまで人類を滅ぼした宇宙人とはまた別の存在にする。
ナーガはその状況を利用して自らの理想を実現しようとした、くらいの立ち位置で。
宇宙人が人類を滅ぼした理由は最後まで不明。
せっかくわけのわからない状況設定なのだから、敵ももっと得体の知らない不気味な存在にすべきで、安易にキャラ付けすべきではなかったと思う。
少なくとも台詞はない方がよかった。
あるいは、序盤では主人公は宇宙人と戦ってるつもりだったけど、実は人間だったということが中盤くらいでわかる、というのもいい(ナーガの配下)。
一瞬理解しあえそうになるけど、やっぱり理解し合えないという戦いの哀しさ的なものを演出。
このへんが「敵が単純化されすぎてた」に対する改善案。

あと、設定はかなり絶望的なはずなんだけど、なんか絶望感が足りなかった。
終盤になるにつれ「ああ、どうせハッピーエンドなんだろうな」と、どこか醒めてしまった。
よって、酷なようだがやはりカミナギはあのとき死ぬべきだった。
カミナギが死んだと思ったときかなりのショックを受けたので、逆に惜しい。
実は生きてたのがわかったときは嬉しかったが、やっぱり落胆は禁じ得ない。
カミナギが復活したことによって物語の緊張感が一気に失われてしまったと思う。
「少年漫画的な話で三角関係が生じると一方が死ぬ法則」に対するアンチテーゼを提示したかったのでは、とも思うが……

キャラに関していえばカミナギ以外あまり光ってない印象。
「ルーシェン死んだ? あ、死んだんだ。ふーん」(でも生きてた)って感じだったし。
学校の制服着て「司令!」とかやってるとごっこ遊びに見えるから、なんかそれっぽい軍服みたいなの着て欲しかったな。

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男性
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読みは「あえばふち」だよ!
SFが好きです。
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