あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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死人の夢
writer:饗庭淵 2010-07-03(Sat) 雑記
父の死からすでに3年近くが経とうとしている。
フィクションで描写されるほど衝撃的な事件というわけではなかったが、父は幾度となく夢に登場した。
なんだかんだと、数十年以上の付き合いだ。
無意識に及ぼした影響は大きかったということだろう。
目覚めと共に涙したことも多い。
瞬間的な衝撃よりも後に尾を引く。
というわけでその夢の変遷を辿る。
「普通に生きてる」
ショッピングモールに買い物に行く。
起きると死んだことを思い出し、泣く。
「死ぬけど生き返る」
なんらかの事情で生き返る。あるいは実は死んでない。
起きると生き返らないことを思い出し、泣く。
「生き返るけど知能低下などの機能不全」
これは入院中の姿を見たためか。
感情が不安定だったり幼児退行していたりする。
なんらかの代償さえ払えば生き返るものと勝手に思い込んでいる。
「死人の幻覚に悩まされる」
死んだはずなのに、普通にそこにいて、会話できる。
自分に彼は死んだはずだと必死に言い聞かせる、夢。
「普通に死ぬ」
最近になってようやく一度だけ見ることができた。
無意識はついに彼の死を認めた。
だけどそのあと、また普通に生きてる夢を見たけれど。
目覚めと共に涙することはなくなったか。
猿は「死」という概念を持たない、母猿は死んだ子猿を腐って臭うまで抱え続ける、というような話を聞くが、人間も大して「死」というものを理解していないように思う。
だから葬式などという無意味な儀式を行う。「葬式」と「死」には一切の因果関係はない。
近親者の感情の錯乱につけ込んだビジネスに過ぎない。
この若さで、父という最も身近な人間の一人が死んだのだから、僕はその経験を活かそうと思う。
親しいものに死に対しては哀しむ以外に許されない、という偏見を正していきたい。
人間の感情はそれほど単純なものじゃない。
涙とはストレスに対する防衛反応に過ぎない。
正直なところ、彼が死んだと聞いて僕はワクワクしたのだ。
フィクションで描写されるほど衝撃的な事件というわけではなかったが、父は幾度となく夢に登場した。
なんだかんだと、数十年以上の付き合いだ。
無意識に及ぼした影響は大きかったということだろう。
目覚めと共に涙したことも多い。
瞬間的な衝撃よりも後に尾を引く。
というわけでその夢の変遷を辿る。
「普通に生きてる」
ショッピングモールに買い物に行く。
起きると死んだことを思い出し、泣く。
「死ぬけど生き返る」
なんらかの事情で生き返る。あるいは実は死んでない。
起きると生き返らないことを思い出し、泣く。
「生き返るけど知能低下などの機能不全」
これは入院中の姿を見たためか。
感情が不安定だったり幼児退行していたりする。
なんらかの代償さえ払えば生き返るものと勝手に思い込んでいる。
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死んだはずなのに、普通にそこにいて、会話できる。
自分に彼は死んだはずだと必死に言い聞かせる、夢。
「普通に死ぬ」
最近になってようやく一度だけ見ることができた。
無意識はついに彼の死を認めた。
だけどそのあと、また普通に生きてる夢を見たけれど。
目覚めと共に涙することはなくなったか。
猿は「死」という概念を持たない、母猿は死んだ子猿を腐って臭うまで抱え続ける、というような話を聞くが、人間も大して「死」というものを理解していないように思う。
だから葬式などという無意味な儀式を行う。「葬式」と「死」には一切の因果関係はない。
近親者の感情の錯乱につけ込んだビジネスに過ぎない。
この若さで、父という最も身近な人間の一人が死んだのだから、僕はその経験を活かそうと思う。
親しいものに死に対しては哀しむ以外に許されない、という偏見を正していきたい。
人間の感情はそれほど単純なものじゃない。
涙とはストレスに対する防衛反応に過ぎない。
正直なところ、彼が死んだと聞いて僕はワクワクしたのだ。
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『カリスは影差す迷宮で』
仲間を弱らせて殺す遺跡探索RPG。
『黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない』
探索ホラー風セクハラゲーム。
『英雄候補者たち』
特に変哲のない短編RPG。
『Merry X'mas you, for your closed world, and you...』
メタメタフィクションノベルゲーム。
『或る魔王軍の遍歴』
「主人公補正」によって哀れにも敗れていくすべての悪役に捧ぐ。
『ドアによる未来』
「どこでもドア」はいかに世界に影響を及ぼし、人類になにをもたらすのか。
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