あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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本当はチョロい恋愛フラグ
writer:饗庭淵 2013-02-13(Wed) 雑記
副題:鈍感+好奇心でいつの間にかヤンデレにモテモテ?!
ハーレム系のラブコメなどの鈍感主人公を見て、「なんでこんなやつがモテるんだ」「現実ではあり得ない」などという感想はよく見られます。
本人は「モテたくない」と思っているのに「モテてしまう」。
ゆえにドタバタ劇が成立し、同時に「モテたい」と考えている男性読者にとっては理不尽に感じられます。
「モテたくないやつがモテて、なぜモテたい俺たちがモテないんだ」
ですが、鈍感主人公がモテてしまう大きな要因として、まさに「モテたくない」という点があるのです。
鈍感主人公がモテるのは、割とリアルなのかもしれません。
これから述べることはある友人の経験談と進化生物学の知識に基づく仮説です。
僕自身は男性であり、女性についての知識も乏しいため推測の域は出ません。
ただ、理屈としては筋が通っているかと思います。
まず前提として、男女の恋愛観の差について考えます。
通常、ヒトの雄は「一夫多妻」を志向し、雌は「一夫一妻」を志向するものとします。
理由として、雌雄を持つほぼすべての動物に共通することですが、要するに雄は「やり捨て」が可能だからです。
雄は最大で生涯に万単位の子を残すことも不可能ではありません。
一方、雌はどれほど多くともせいぜい二桁といったところでしょう。
子孫を残すには「子作り」と「子育て」が不可欠ですが、後者については相手に押しつけてしまった方が進化的には「勝ち」となります。
動物のなかには「やり捨て」を容認しているものも多くいますが、ヒトに関していえば雌単独で「子育て」を成し遂げることは難しく、倫理的に許されていません。
乱暴にいってしまえば、雄はセックスさえできればそれでよく、できれば複数の雌とセックスしたい。すなわち浮気性です。
一方、雌にとっては雄がセックス後に逃げ出さないかどうかという点が非常に重要な判断材料になります。
特にほ乳類、ヒトは約10ヶ月の妊娠期間を経て出産に至るように、雌にかかる負担がとても大きい。
よって「やり捨て」のリスクには細心の注意を払わなければなりません。
この前提からすると、「モテたくない」雄とはすなわち浮気の可能性が低い雄であり、雌にとってはよき夫となる可能性が高くなるのです。
一方、「モテたい」雄を「セックスのしたい」雄、それも「複数の雌と関係を持ちたい」雄であるとするならば、雌にとっては当然避けるべき対象になります。
「モテたい」雄とセックスした場合、そのまま逃げられる可能性がある。
「モテたくない」雄とセックスした場合は逆に、関係を結んだことで彼を引き留める口実になり得る。
少し悪い言い方をすると、「モテたくない」雄は雌にとって都合のいい存在なのです。
ただ、これだけではまだモテモテ主人公には不十分でしょう。
「鈍感」であることも重要です。「モテたくない」だけなら女性を避ければいいのですから。
すなわち、「相手が自分に好意を抱いていることに気づかず、自分の言動が相手にとって好意に見えてしまうことに気づかない」という鈍感さです。
さらに「旺盛な好奇心」などが加わるとよいでしょう。
たとえば女性にとっては苦手である(ことが多い)なんらかの機械トラブルが発生したとします。
普通の人にとって、トラブルの解決を依頼されることは非常に面倒な事態です。
ですが、彼は機械トラブルが大好きで、問題の原因と解決策を脳内データベースに蓄積することを至上の喜びとしている生物であるとします。
普通ならめんどくさがって断るはずの依頼を彼は嬉々として引き受けてくれます。
そして、彼女にとってそのような彼の嗜好は理解の範疇外にあります。
「こんな面倒な問題の解決を引き受けてくれるなんて、もしかしたら彼は私に気があるのでは……?」
彼自身はそのつもりはありませんが、彼女は恩を受けたこともあり、好意を抱き始めます。
つまりは「好かれると好きになってしまう」のです。
雄に浮気の可能性が低く、かつ雌に好意を抱いている(ように雌から見えている)場合。
この場合は問題解決能力という実益もあります。
よきパートナーになり得る可能性がぐっと上がりました。
ただ、雄本人からするとそのつもりはありません。
雌はその真意を確かめるべくアプローチをかけざるを得ません。
彼自身は何度も彼女からすると好意としか思えない言動を繰り返すのですが、実際にはそのつもりはないのでハッキリとした答えは出ません。
そうこうして一喜一憂しているうちにヤンデレの完成というわけです。
ええ、ヤンデレです。
酷い話です。
モテたい雄はそれゆえにモテず、モテたくない雄はそれゆえにモテてしまうのです。
そのうえ雌は真意の掴めない雄のためにヤンデレ化してしまいます。
雌雄感での利害関係の衝突、性淘汰が生み出した悲劇です。
「待て待て。実際の恋愛がそんなにチョロいわけがないだろう」
こうしてまとめてみると、現実離れしたチョロい恋愛ストーリーに見えます。
ですが、残念ながら実践は非常に困難なものとなるでしょう。
対人能力においては一般的に女性の方が男性より上手です。
いわゆる「女の勘」というものです。
男性はやり捨てさえできればよいのですが(あるいはそのまま結婚してもよい)、女性は男性が浮気性でないかなど様々な判断材料を元に最良の夫となりうる人物を選ばなければなりません。
進化的に、女性の方が対人能力に優れてくるのは必然です。
男性の下心などあっという間に見抜かれてしまうでしょう。
実際にモテたい場合は別ルートをオススメします。
すなわち「金と権力」です。
「浮気はするかも知れないが、複数人の女性とその子を十分に養える経済力があるのでやり捨ての必要がない」といったアピールです。
あるいはもっと簡単なモテルートもあるかも知れません。
ですが、この記事は実践を意図するものではなく、また、筆者自身に知識が不足しているためこれ以上は踏み込みません。
関連記事として、「『赤の女王』」や「女性はなぜファッションにこだわるのか」などもご参考ください。
ハーレム系のラブコメなどの鈍感主人公を見て、「なんでこんなやつがモテるんだ」「現実ではあり得ない」などという感想はよく見られます。
本人は「モテたくない」と思っているのに「モテてしまう」。
ゆえにドタバタ劇が成立し、同時に「モテたい」と考えている男性読者にとっては理不尽に感じられます。
「モテたくないやつがモテて、なぜモテたい俺たちがモテないんだ」
ですが、鈍感主人公がモテてしまう大きな要因として、まさに「モテたくない」という点があるのです。
鈍感主人公がモテるのは、割とリアルなのかもしれません。
これから述べることはある友人の経験談と進化生物学の知識に基づく仮説です。
僕自身は男性であり、女性についての知識も乏しいため推測の域は出ません。
ただ、理屈としては筋が通っているかと思います。
まず前提として、男女の恋愛観の差について考えます。
通常、ヒトの雄は「一夫多妻」を志向し、雌は「一夫一妻」を志向するものとします。
理由として、雌雄を持つほぼすべての動物に共通することですが、要するに雄は「やり捨て」が可能だからです。
雄は最大で生涯に万単位の子を残すことも不可能ではありません。
一方、雌はどれほど多くともせいぜい二桁といったところでしょう。
子孫を残すには「子作り」と「子育て」が不可欠ですが、後者については相手に押しつけてしまった方が進化的には「勝ち」となります。
動物のなかには「やり捨て」を容認しているものも多くいますが、ヒトに関していえば雌単独で「子育て」を成し遂げることは難しく、倫理的に許されていません。
乱暴にいってしまえば、雄はセックスさえできればそれでよく、できれば複数の雌とセックスしたい。すなわち浮気性です。
一方、雌にとっては雄がセックス後に逃げ出さないかどうかという点が非常に重要な判断材料になります。
特にほ乳類、ヒトは約10ヶ月の妊娠期間を経て出産に至るように、雌にかかる負担がとても大きい。
よって「やり捨て」のリスクには細心の注意を払わなければなりません。
この前提からすると、「モテたくない」雄とはすなわち浮気の可能性が低い雄であり、雌にとってはよき夫となる可能性が高くなるのです。
一方、「モテたい」雄を「セックスのしたい」雄、それも「複数の雌と関係を持ちたい」雄であるとするならば、雌にとっては当然避けるべき対象になります。
「モテたい」雄とセックスした場合、そのまま逃げられる可能性がある。
「モテたくない」雄とセックスした場合は逆に、関係を結んだことで彼を引き留める口実になり得る。
少し悪い言い方をすると、「モテたくない」雄は雌にとって都合のいい存在なのです。
ただ、これだけではまだモテモテ主人公には不十分でしょう。
「鈍感」であることも重要です。「モテたくない」だけなら女性を避ければいいのですから。
すなわち、「相手が自分に好意を抱いていることに気づかず、自分の言動が相手にとって好意に見えてしまうことに気づかない」という鈍感さです。
さらに「旺盛な好奇心」などが加わるとよいでしょう。
たとえば女性にとっては苦手である(ことが多い)なんらかの機械トラブルが発生したとします。
普通の人にとって、トラブルの解決を依頼されることは非常に面倒な事態です。
ですが、彼は機械トラブルが大好きで、問題の原因と解決策を脳内データベースに蓄積することを至上の喜びとしている生物であるとします。
普通ならめんどくさがって断るはずの依頼を彼は嬉々として引き受けてくれます。
そして、彼女にとってそのような彼の嗜好は理解の範疇外にあります。
「こんな面倒な問題の解決を引き受けてくれるなんて、もしかしたら彼は私に気があるのでは……?」
彼自身はそのつもりはありませんが、彼女は恩を受けたこともあり、好意を抱き始めます。
つまりは「好かれると好きになってしまう」のです。
雄に浮気の可能性が低く、かつ雌に好意を抱いている(ように雌から見えている)場合。
この場合は問題解決能力という実益もあります。
よきパートナーになり得る可能性がぐっと上がりました。
ただ、雄本人からするとそのつもりはありません。
雌はその真意を確かめるべくアプローチをかけざるを得ません。
彼自身は何度も彼女からすると好意としか思えない言動を繰り返すのですが、実際にはそのつもりはないのでハッキリとした答えは出ません。
そうこうして一喜一憂しているうちにヤンデレの完成というわけです。
ええ、ヤンデレです。
酷い話です。
モテたい雄はそれゆえにモテず、モテたくない雄はそれゆえにモテてしまうのです。
そのうえ雌は真意の掴めない雄のためにヤンデレ化してしまいます。
雌雄感での利害関係の衝突、性淘汰が生み出した悲劇です。
「待て待て。実際の恋愛がそんなにチョロいわけがないだろう」
こうしてまとめてみると、現実離れしたチョロい恋愛ストーリーに見えます。
ですが、残念ながら実践は非常に困難なものとなるでしょう。
対人能力においては一般的に女性の方が男性より上手です。
いわゆる「女の勘」というものです。
男性はやり捨てさえできればよいのですが(あるいはそのまま結婚してもよい)、女性は男性が浮気性でないかなど様々な判断材料を元に最良の夫となりうる人物を選ばなければなりません。
進化的に、女性の方が対人能力に優れてくるのは必然です。
男性の下心などあっという間に見抜かれてしまうでしょう。
実際にモテたい場合は別ルートをオススメします。
すなわち「金と権力」です。
「浮気はするかも知れないが、複数人の女性とその子を十分に養える経済力があるのでやり捨ての必要がない」といったアピールです。
あるいはもっと簡単なモテルートもあるかも知れません。
ですが、この記事は実践を意図するものではなく、また、筆者自身に知識が不足しているためこれ以上は踏み込みません。
関連記事として、「『赤の女王』」や「女性はなぜファッションにこだわるのか」などもご参考ください。
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この記事へのコメント
無題
「メリークリスマス」のゲームからこのサイトを知り、今日初めてあなたのブログ拝見させて頂きました。とても面白いですね。これから暇があればちょいちょい読ませて頂こうかと思います。
>鈍感主人公を見て、「なんでこんなやつがモテるんだ」「現実ではあり得ない」などという感想はよく見られます。
>自分の言動が相手にとって好意に見えてしまうことに気づかない
『School Days』というエロゲがあるのですが、それの主人公「伊藤誠」なんかまさにこれではないかな・・・という気がします。しばしば「なんで誠なんかがモテるんだ・・・」という感想がSchool Daysプレーヤーの間から聴こえるんですが、私には彼がモテるのはとても納得がいく気がしますし、ご都合主義だとも感じません。とてもリアリティがあると思います。(そもそもハーレムゲーではないのでリアリティがあるのは当たり前なのですが)
ただ『School Days』の面白い・・・というか特殊なのは、誠がモテる要因である「鈍感さ」というのが、同時に悲劇的なエンディングを生み出す要因にもなっているというところです。よく出来たハーレムゲーには饗庭淵さんの仰るとおりハーレムゲーなりのリアリティがあると思いますが、やはりそれは一面的というか、モテる原因の説明に対してはリアリティがあったとしても、モテた後に生じうる出来事の説明に対してはリアリティがない、というかそもそも説明することを考えていない。(だから悪い・劣っているということはないが)
いきなり自分の趣味の話をして済みませんでしたが(笑)、最近自分が考えていることと共鳴するものがあったのでカキコさせて頂きました。饗庭淵さんの考えている内容の何か少しでも足しになれば幸いです。
あと小説やゲームなどでよくある展開のひとつに「主人公には憧れの女性A(たいてい成績優秀の先輩)がいて、彼女のことを最初は強く想っている。主人公には親しい女性Bがいて(たいてい幼馴染)、そっちには全然(異性としては)興味がない。だがBは主人公のことが好きで、必至でアプローチしていくうちに、主人公も友達としか思っていなかったBに興味が生まれる。そして結果的にAは憧れの存在のままに留まり、Bと付き合うようになる。」というのが有ると思うのですが、これなど主人公がBにまったく興味がないところそれ自体がBの恋愛感情を燃え上がらせているいい例なのではないかと思います。主人公はBに異性として興味はないが、友達しては興味があるので、それなりに手助けもする。むしろ友達だとおもっているほうが気兼ねも遠慮も下心もなく素直に最大限の手助けをできるのではないか?『彼自身はそのつもりはありませんが、彼女は恩を受けたこともあり、好意を抱き始めます。』
この手のお話は「けっきょく主人公のことを好きな女性は一番最初から一番近くに居ただなんて都合よすぎ」と一般には思われているわけなんですが、一般にご都合主義と思われているほどご都合主義ではなく、一定のリアリティがあるのではないか、と私は思っているわけです。
いきなりの長文失礼しました。m(_ _)m
>鈍感主人公を見て、「なんでこんなやつがモテるんだ」「現実ではあり得ない」などという感想はよく見られます。
>自分の言動が相手にとって好意に見えてしまうことに気づかない
『School Days』というエロゲがあるのですが、それの主人公「伊藤誠」なんかまさにこれではないかな・・・という気がします。しばしば「なんで誠なんかがモテるんだ・・・」という感想がSchool Daysプレーヤーの間から聴こえるんですが、私には彼がモテるのはとても納得がいく気がしますし、ご都合主義だとも感じません。とてもリアリティがあると思います。(そもそもハーレムゲーではないのでリアリティがあるのは当たり前なのですが)
ただ『School Days』の面白い・・・というか特殊なのは、誠がモテる要因である「鈍感さ」というのが、同時に悲劇的なエンディングを生み出す要因にもなっているというところです。よく出来たハーレムゲーには饗庭淵さんの仰るとおりハーレムゲーなりのリアリティがあると思いますが、やはりそれは一面的というか、モテる原因の説明に対してはリアリティがあったとしても、モテた後に生じうる出来事の説明に対してはリアリティがない、というかそもそも説明することを考えていない。(だから悪い・劣っているということはないが)
いきなり自分の趣味の話をして済みませんでしたが(笑)、最近自分が考えていることと共鳴するものがあったのでカキコさせて頂きました。饗庭淵さんの考えている内容の何か少しでも足しになれば幸いです。
あと小説やゲームなどでよくある展開のひとつに「主人公には憧れの女性A(たいてい成績優秀の先輩)がいて、彼女のことを最初は強く想っている。主人公には親しい女性Bがいて(たいてい幼馴染)、そっちには全然(異性としては)興味がない。だがBは主人公のことが好きで、必至でアプローチしていくうちに、主人公も友達としか思っていなかったBに興味が生まれる。そして結果的にAは憧れの存在のままに留まり、Bと付き合うようになる。」というのが有ると思うのですが、これなど主人公がBにまったく興味がないところそれ自体がBの恋愛感情を燃え上がらせているいい例なのではないかと思います。主人公はBに異性として興味はないが、友達しては興味があるので、それなりに手助けもする。むしろ友達だとおもっているほうが気兼ねも遠慮も下心もなく素直に最大限の手助けをできるのではないか?『彼自身はそのつもりはありませんが、彼女は恩を受けたこともあり、好意を抱き始めます。』
この手のお話は「けっきょく主人公のことを好きな女性は一番最初から一番近くに居ただなんて都合よすぎ」と一般には思われているわけなんですが、一般にご都合主義と思われているほどご都合主義ではなく、一定のリアリティがあるのではないか、と私は思っているわけです。
いきなりの長文失礼しました。m(_ _)m
追記
昨日遊び始めて今日遊び終わりました。大変面白かったです。面白いゲームを有難うございました。
筒井康隆の『虚人たち』は読まれたことありますか? メタフィクションのシリアスなお話です。もし未読でしたら是非一度どうぞ。
あと誠はゲーム版を前提で語りました。アニメ版の誠はどうにも・・・。
筒井康隆の『虚人たち』は読まれたことありますか? メタフィクションのシリアスなお話です。もし未読でしたら是非一度どうぞ。
あと誠はゲーム版を前提で語りました。アニメ版の誠はどうにも・・・。
Re:追記
どうも、コメントありがとうございます。
『School Days』はアニメで観たことがありますが、世界はともかく言葉についてはいつのまにか相思相愛になってたという感じであまり該当しない気もします(もっとも、原作では異なった展開かも知れませんが)。
また、誠は下心ありありなので、このへんもだいぶマイナスに働いていそうです。
そもそもこの作品自体は特にリアリティを重視しているわけでもなく、たまたまリアルな描写が含まれていた、程度のものだと思っています。
いわゆる「リアリティがない」とされるラブコメも「実は意外と……」というのがこの記事ですが、そのあたりを説得的に描いた作品というのはなかなか見かけませんね。
もっとも、リアリティを重視するならヤンデレ化まで描く必要があるので、鈍感主人公がモテるまではリアルでもそれ以後はそうともいえ
ない、といったところでしょうか。
>『虚人たち』
名前は聞いたことがあるような気がしますが未読です。
いずれ機会があれば読んでみようかと思います。
『School Days』はアニメで観たことがありますが、世界はともかく言葉についてはいつのまにか相思相愛になってたという感じであまり該当しない気もします(もっとも、原作では異なった展開かも知れませんが)。
また、誠は下心ありありなので、このへんもだいぶマイナスに働いていそうです。
そもそもこの作品自体は特にリアリティを重視しているわけでもなく、たまたまリアルな描写が含まれていた、程度のものだと思っています。
いわゆる「リアリティがない」とされるラブコメも「実は意外と……」というのがこの記事ですが、そのあたりを説得的に描いた作品というのはなかなか見かけませんね。
もっとも、リアリティを重視するならヤンデレ化まで描く必要があるので、鈍感主人公がモテるまではリアルでもそれ以後はそうともいえ
ない、といったところでしょうか。
>『虚人たち』
名前は聞いたことがあるような気がしますが未読です。
いずれ機会があれば読んでみようかと思います。
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