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あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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writer:饗庭淵 2024-11-22(Fri)  
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色彩とは
writer:饗庭淵 2012-10-02(Tue)  
aeb.jpgyrp.jpg













左:饗庭淵
右:よろぱ(許可を得た上で掲載)


こうして並べてみると色彩の差が顕著ですね。
饗庭淵はとにかく濃い。
ある友人から「濃すぎ」といわれ気にするようになったにも関わらず濃い。

とはいえ、これでも昔より濃さは抑えられている方です。彩度とか。
しかし「色の濃さ」とはなにも彩度だけの問題ではない。
単純にいえばあとは明度。白か黒か。
饗庭淵の絵には白がまったく見受けられませんね。
漫画の枠外まで黒で塗りつぶしています。
これは「画面全体黒い方がエロいんじゃね?」という発想に基づくので露骨に嗜好を反映してます。

あとはコントラストでしょうか。
僕は適当に塗ったあと色調補正でコントラストを15ほど上げることが多いです。
すると結構しっくり来ます。
淡く塗ろうという試みはどこへ……。
もはや中毒者のようにコントラストを上げます。
饗庭淵よろぱ、それぞれの最新絵で地の色と最も濃い色のHSV差を比較してみましょう。
(地の色→最も濃い色)

よろぱ 【肌】      【服】
H31 →21(-10) H5  →7 (+2)
S18 →30(+12) S5  →11(+6)
V100 →83(-17) V95 →87(-8)


饗庭淵
H34 →26(-8)  H42 →30(-12)
S26 →61(+35)  S11 →45(+34)
V94 →71(-23)  V93 →42(-51)


服に関しては文字通り桁違いです。
描こうとしている服の素材だとか、あるいは光源などにも影響はされるでしょうが、この差は歴然としてます。


もちろん濃いからといって悪いということもないでしょう。
ただ、「淡く描くこともできるがあえて濃く描くことを選ぶ」というのと、手癖で濃くなってしまうのでは違います。
僕の経験的な認識では、男性向け(あるいは男性の絵)は色彩が濃く、女性向け(あるいは女性の絵)は淡かったりします。
僕のは完全に男性向けですね。内容も男性向けエロなので特に問題はないですが。
一方、よろぱは女性受けもよいのではないかと推測します。

鑑賞者視点でいえば僕だってよろぱの絵は好きです。
「濃い方が好きすぎて淡いのは受け入れられないわー」ということはないです。
もしや「淡い色彩ファン ⊃ 濃い色彩ファン」なのでは……。
僕が「濃い色彩が好き」というのはあくまで「描き手として」という意味に過ぎないのです。
鑑賞者としてはどっちが好きかといわれるとよくわかんないですが。
あるいは「エロだと濃い方がいい」といった好みはあるかもです。
一方、全年齢向けの萌え系なんかだと淡い方がよかったり?
このあたり描き分けられるようになればきっと素敵なことでしょう。
 

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饗庭淵
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男性
自己紹介:
読みは「あえばふち」だよ!
SFが好きです。
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ロリ巨乳の里にて
パイズリセックスRPG。

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