あえばさんのブログです。(※ブログタイトルはよろぱさんからいただきました)
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『進撃の巨人』1・2巻
writer:饗庭淵 2010-07-21(Wed) レビュー・感想・紹介
なんか評価高かったので読んでみたけど、感想としては一巻はそこそこ面白かったけど、二巻で残念な展開。
まず褒めると、この作品の最大の見所(?)である物言わぬ巨人の不気味さはすごい。
人間と同じような顔して笑ってるんだけど、その笑みがホント怖い。
普通の人間、普通の悪役だったらこういう表情でサディスティックな台詞を口にするんだろうけど、そういった台詞は一切ない。
単なる脅威によるの恐怖だけでなく、表情から感情が読み取れない恐怖がある。
また、人類をただスケールアップするだけでなく、筋肉や骨格を歪ませることで異質感を出している。重量感も見事。
ただ、主に肋骨の構造がちょっとイミフすぎるかなあという感もある。
他には、正面からの攻撃には頭吹っ飛んでも再生するけど、弱点を傷つけるとたちまち溶けて死ぬって設定はちょっとご都合主義すぎると思った。(キャラにワイヤーアクションをさせるための口実)
まあ、でもこの設定ないと話が全然盛り上がらないから仕方ないとは思うけど。
キャラはミカサがかわいい。
次に不満点。
ネタバレを抑えて書くと、二巻で起こったあの展開。
最初は「おお!」ってなったけど、途中でどういうことかはわかってしまって「おいやめろよそういう展開やめろよ」ってなった。
あれは最後までどういうことなのか全然わからんって方が巨人も一枚岩じゃないってことになって話に深みが増したんじゃないかなあ。
もちろん、なにかしらの解釈というか説明は必要だとは思うけど、あくまであれは例外的で一時的でイレギュラーな事態だった、という方が個人的にはよかった。
ファンタジーなのは巨人の生態だけで、それ以外はリアル路線で貫いて欲しかったところ。
まあ、三巻以降どうなるかにもよるけれど。
というか、もうネタバレになるけど、死ぬ死ぬ詐欺はマジ勘弁。
「死んだ!」と思ったキャラが「実は生きてた!」「生き返った!」って展開は緊張感が損なわれるので激萎えです。
そのキャラに思い入れがあれば生きてて嬉しいって場合もあるけど、それでも落胆は禁じ得ない。
生死不明から実は生きてた、くらいならいいんだけど、明らかに死んだ描写があるのに生きてるのは……ねえ。
ちょっと期待値を上げすぎちゃったかな。まだ評価に迷う。
まず褒めると、この作品の最大の見所(?)である物言わぬ巨人の不気味さはすごい。
人間と同じような顔して笑ってるんだけど、その笑みがホント怖い。
普通の人間、普通の悪役だったらこういう表情でサディスティックな台詞を口にするんだろうけど、そういった台詞は一切ない。
単なる脅威によるの恐怖だけでなく、表情から感情が読み取れない恐怖がある。
また、人類をただスケールアップするだけでなく、筋肉や骨格を歪ませることで異質感を出している。重量感も見事。
ただ、主に肋骨の構造がちょっとイミフすぎるかなあという感もある。
他には、正面からの攻撃には頭吹っ飛んでも再生するけど、弱点を傷つけるとたちまち溶けて死ぬって設定はちょっとご都合主義すぎると思った。(キャラにワイヤーアクションをさせるための口実)
まあ、でもこの設定ないと話が全然盛り上がらないから仕方ないとは思うけど。
キャラはミカサがかわいい。
次に不満点。
ネタバレを抑えて書くと、二巻で起こったあの展開。
最初は「おお!」ってなったけど、途中でどういうことかはわかってしまって「おいやめろよそういう展開やめろよ」ってなった。
あれは最後までどういうことなのか全然わからんって方が巨人も一枚岩じゃないってことになって話に深みが増したんじゃないかなあ。
もちろん、なにかしらの解釈というか説明は必要だとは思うけど、あくまであれは例外的で一時的でイレギュラーな事態だった、という方が個人的にはよかった。
ファンタジーなのは巨人の生態だけで、それ以外はリアル路線で貫いて欲しかったところ。
まあ、三巻以降どうなるかにもよるけれど。
というか、もうネタバレになるけど、死ぬ死ぬ詐欺はマジ勘弁。
「死んだ!」と思ったキャラが「実は生きてた!」「生き返った!」って展開は緊張感が損なわれるので激萎えです。
そのキャラに思い入れがあれば生きてて嬉しいって場合もあるけど、それでも落胆は禁じ得ない。
生死不明から実は生きてた、くらいならいいんだけど、明らかに死んだ描写があるのに生きてるのは……ねえ。
ちょっと期待値を上げすぎちゃったかな。まだ評価に迷う。
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この記事へのコメント
Re:無題
月マガの連載も飛び飛びに読んでるんですが、どうもそんな感じがしますね。
2巻までだとこういう感想になってしまいましたが、3巻も楽しめそうです。
2巻までだとこういう感想になってしまいましたが、3巻も楽しめそうです。
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「主人公補正」によって哀れにも敗れていくすべての悪役に捧ぐ。
『ドアによる未来』
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